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古姓のおくりに大沼がある。下向・古姓地区では、江戸時代に水田の開発が大いに進み、用水の需要が増大した。天保3年、大改修を行い、旧福田地区最大の沼となった。普通は三町だが、沼下十三町といわれ、この大沼でほとんど水が間に合う。それでも、大干ばつの時には水争いや水喧嘩が起きた。「欲じゃ人が変わってしまう」というがそれだけに水のありがたさがわかる。昭和30年、本樋の付け替えをした時、樋管の蓋に天保3年の銘があり、本樋が作られてから123年経っていたことが判明した。滑川村史民族編P76