波に抱かれた小さな神社。
国賀神社の特徴
激しい波が造り出した美しい景勝地に位置する神社です。
国賀浜近くの静かな場所にたたずむ小規模な神社です。
鳥居と小さな祠が存在感を放つ隠れた魅力の神社です。
ちっちゃな神社ですが絵になります。
激しい波を受けて造られた景勝地。波や風によって削られた崖や奇岩が多く見られます。この国賀海岸の岩場にあるのが『国賀神社』。ゴツゴツした岩場にポツンとある鳥居が目印です。不思議な光景ですよ。
岸壁のすぐ脇なので、場合によっては濡れるかも?特に何かあるわけではないですが、この場所にあると雰囲気あります。
国賀浜にある小規模神社で御祭神や由緒、創建時期は不明。神事は行われているようです。歩道の整備された浜にある岩場の中に鎮座しています。社は小さいながら凝った造りです。ただ天災の影響で屋根の銅板が消失。かなり痛みが激しく見てられない状態となっていました。入口から約300m、5分ほど坂を下っていけば辿り着けます。
国賀海岸展望台駐車場から遊歩道を降ると海辺にあります。摩天崖までの遊歩道トレッキングの途中で立ち寄りました。天上界という名がつけられた風景を眺めていると、この奇跡の風景は神が作られたのではないか ? と感じてしまいます。しかも、波による海食はいつまでも続く訳で、今見ている風景は今しか見られません。神社の由来や御神祭は、解説板など無かったのでわかりませんが、この場所に立つと奇跡の風景に感謝の気持ちを持って祈りたくなるのがわかります。作家 火野葦平の言葉が板に書かれていました。「・・・頼山陽は耶馬溪を見て筆を投げたといふが、その十倍もすばらしいこの国賀を見たら眼をまはすかもしれない」私も耶馬溪に行ったことがありますが、こちらの景観の方がはるかに地球の奇跡を感じさせるものでした。
国賀を代表する神社──というわけではなく、景勝地である通天橋と観音岩の近くにひっそりとたたずむ、鳥居と小さな祠があるだけの神社です。建築物としては見るべき部分がないものの、周辺の奇観と一体になった類稀なる景色に目を奪われます。ここに参拝するためだけにここまで来るのは酔狂にすぎるように思われますが、周辺の景勝地とあわせてであれば満足いただけることは疑いなく、評価は☆三つです。
名前 |
国賀神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
08514-6-0101 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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雰囲気がよい。こんなに藻類が繁茂しているのは珍しい。