南明禅師の隠棲地、歴史に触れる。
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名前 |
嘯月院 |
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ジャンル |
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住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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評価 |
5.0 |
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伊予三大禅師のお一人、南明禅師が隠棲の地として寛文10年(1670年)に建立されたお寺。師は晩年、遠い先祖の越智玉澄公にゆかりのある風光明媚な別名を老後の安住の地として定めたと境内の碑文にあります。国府叢書(五十四)の神社寺院旧跡名顕記(目録)によると「別名村延享四丁卯、天三月朔日ヨリ嘯月庵ニテ河野玉澄公御守、本尊阿弥陀如来開帳也」とありました。ちょっと自分の解釈だと不安ですが、延享4年(1747)の旧暦三月初め吉日より、嘯月庵で河野玉澄公の守護本尊である薬師像と、御本尊の阿弥陀如来像の御開帳があるよって事でしょうか。嘯月庵にある薬師堂の薬師像が玉澄公の守護本尊である事は、伊予温故録に書かれてました。河野(越智)玉澄公は、伊予の大領であってこの辺りに住まわれていたそうで、玉澄さんの大楠が近くにありますが、大楠に玉澄さんのお墓が巻き込まれているそうです。あと奥の道の方に、200年ほど前の文化時代に建立された一石一字塔がありました。一石一字とは、経文を墨または朱で一字ずつ小石一個に書いたもの。これを地中に埋めて、祖先や生き物の冥福を祈ったそうです。