地域に愛される宝蔵院の真情。
宝蔵院(真言宗)の開基は慶長五年(1600年)で、雄弁上人と師弟関係にあった僧侶の真情が開基になります。猿島坂東三十三観音霊場の御詠歌を雄弁上人が作られたと記載された正徳五年(1715年)作の版木が宝蔵院から見つかっていて現在この版木は坂東郷土館ミューズ(坂東市山)に寄蔵されています。明治初期の廃仏毀釈により宝蔵院は廃寺となってしまいましたが、観音堂の跡地に建てられた公民館内に御本尊十一面観世音菩薩像をお祀りし地域の人々の厚い信仰で法灯を守り続けています、御本尊は室町時代の後半に造られたと伝わる十一面観世音菩薩立像です。この地は昔「山村」と呼ばれていて廃寺となった今でも「山村宝蔵院」として名を残しています。
名前 |
宝蔵院観音堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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由緒ある寺院なのですが、現在は本堂というものはなく、地域交流センターの中に祀られ、地域の方に愛されているようです。