成田横丁の不動尊、心癒されて。
小鹿野不動尊の特徴
成田横丁を進むと出会う、隠れた不動尊が魅力です。
小道を入った静かな場所に位置し、心を落ち着けます。
常盤屋の横に佇む、風情ある寺院の雰囲気が素敵です。
成田横丁と呼ばれる小道を入った先にある不動尊。この不動尊、どうやら個人が建立した個人所有のものらしいです。建立者は、北側の成田横丁に建つ旧常磐屋の初代当主・加藤恒吉氏とのこと。その旧常磐屋の建物も凄いもので、約13m四方にも及ぶ巨大な母屋は木造3階建て(一部4階部分あり)とのことで、不動尊はこの母屋建造の余り材を使って建てたという伝承があるらしい。不動尊は三間四方の入母屋造で、前面に一間分の吹き放ちの外陣、奥二間が内陣という構造。向拝部や脇障子に素晴しい彫刻があり、これは現在の熊谷市玉井に住んでいた四代目・小林栄次郎の作品だろう。彼は北関東で多くの作品を残しており、秩父神社手水舎、國神神社、玉村八幡宮随身門などが有名。この不動尊には駐車場はありませんし、成田横丁も車両の通行は不適切なので、周辺の観光用駐車場を利用しましょう。
| 名前 |
小鹿野不動尊 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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周辺のオススメ
常盤屋の脇の成田横丁を進むとあります。精緻な彫刻など見ごたえありました。なお石灯籠に上野村野栗?の人の名前が彫られておりここの前を通る上州街道でのつながりを示していると思われます。成田横丁も良い雰囲気なので立ち寄ってみてください。