甘楽町の小幡型板碑、歴史が息づく!
| 名前 |
宝勝寺の文永五年板碑(1268年) |
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| ジャンル |
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| HP |
https://www.town.kanra.lg.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/kanra/41.html |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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甘楽町指定重要文化財ホームページ転載この板碑は、雄川上流の秋畑地区から産出した緑色片岩で、全体の幅が広く、特に下幅が広い将棋形で、13世紀後半に甘楽地方を中心に造立された小幡型板碑と呼ばれている特色を持つ板碑である。碑高136cm、碑下幅60 cm、碑上幅46.5cm、碑下厚12cm、碑上厚10 cmである。偈文と呼ばれる「経」の文字が刻まれている板碑は、群馬県内では本板碑だけで、全国的に見ても極めて少ない偈文の板碑である。群馬県内では亡くなった人の姓氏が刻まれている追善供養板碑は、この宝勝寺の板碑だけである。鎌倉時代において、仏教を仲立ちに親の死後に対する子どもたちの願いを伝えている貴重な文化遺産である。