お寺の跡地で味わう特別な時間。
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名前 |
五輪山常月院(現常泉寺)の跡地 |
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ジャンル |
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住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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評価 |
2.0 |
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この場所はいかにもお寺の跡地という印象です。400年ほど前に臨済宗の禅刹があったのです。八幡社から北東に200メートルほど離れた丘に八幡山常泉寺という曹洞宗の禅刹があります。この寺院の前身は、八幡宿上町のこの場所にありました。寺伝では、1493年(明応2年)、加賀入道沙弥道珍が近隣の堂平の五輪山に臨済宗の禅庵を創建し、五輪山常月庵と称したということです。1576年(天正7年)、戦国時代に武田氏と争い、望月家の当主が敗走したのちに武田家の家臣となった望月信雅(卯月斎)が寺領(場所は不明だが、御牧原台地上だと推定される)を寄進し、そこに移転しました。この移転にさいして、おそらく寺号を常月院と改めたと見られます。1607年(慶長7年)、常月院は中山道の改修――北の山裾から現在地の道筋を改変――にさいして堂宇を八幡上町に移したそうです。それが、この場所です。そして1615年(元和2年)、小諸市耳取の玄江院(曹洞宗)第2世の古山林鶴がここに転住し、その4年後、寺を現在地(八幡社の北東200メートルの丘)に移転。そのとき、近隣に八幡社があるので八幡山という山号に改め、境内に湧水(江戸沢鉱泉)があるので常泉寺と寺号を改変したということです。そのさい曹洞宗の寺院として開山したのだとか。