手臼山砦跡へのけもの道。
手臼山砦跡の特徴
手臼山砦跡は、賀茂神社や彦部家住居に近い立地です。
三叉路を抜けると、けもの道を進んでいきます。
自然の中を感じながら歴史を探訪できる場所です。
手臼山砦跡、賀茂神社、彦部家住居の看板のある三叉路から登りますが、三叉路直後からしばらくはけもの道状態でした。踏み分けながら登って道を確保して行きましょう。眺望はほとんどありませんでしたが良い運動になります!
| 名前 |
手臼山砦跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
2.7 |
| 住所 |
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周辺のオススメ
新桐生駅からおりひめバスで「広沢5丁目集会所前」か「広沢六丁目」で下車し、賀茂神社を目指す。バス停からは10分以内に賀茂神社に到着する。駅から歩いても50分程度だ。砦跡へは山道を20分程度登る(標高差100mくらい)。彦部氏の詰の城であり、山麓の彦部住宅(単郭の館)とセットになった中世武士の館の一部である。遺構とすれば、山頂の石祠と周囲の非常に浅い横堀くらいのもので、景色も開けていない。また、彦部住宅に現在もお住まいのご子孫の方によれば、今は祠にお参りに行くことも稀とのことで登城路は途中から未整備だ。砦跡へは賀茂神社境内の「句碑のみち」をたどり、15分ほど整備した山道を歩くと「手臼砦」「彦部住宅」「賀茂神社」の三方向を示す標柱に着く。砦方向に進めば良いのだが現状は篠竹が茂り、獣道になっている。要所にピンクのリボンがあるが、山道経験が少ない人は止めた方が良い。また猪も多出しているようなので、獣避けの鈴は必携だ。彦部住宅の詰の城だが、更に奥にもっと高いピークがあるので、本来はそちらが詰の城の役割りだろう。砦の役割りは、防御機能がほぼ見当たらないため、物見と狼煙を上げることを目的として使われたのではないだろうか?彦部住宅があまりに素晴らしいので、こちらはオマケ程度に下からの眺めを楽しむことをお勧めしたい。