仙人ヶ岳へ続く道、熊注意!
猪子峠の特徴
熊に注意が必要なハイキングコースで、自然の息吹が感じられます。
仙人ヶ岳へ向かう途中の分岐点で、特有の地形が楽しめます。
イノコの意味を知れば、地域の歴史を体感できます。
桑野正光「栃木の峠」(随想社2010年3月)によると、この付近で猪が出たのは最近の事で、イノコとは水の出る場所という意味だそうです。不思議なのは、昭和の時代に立派なトンネルが出来たということ。それだけ小俣と松田の交流が大切だったのか。それにしても名草と松田の藤坂はくねくね道ですが。私が思うに、絹(おかいこ)や織物下請けの人々が桐生に持って行くのに交流が深かったので、この中山間部は桐生と結びつきが強かったので、どうしても物流の改善が必要だった、当時の有力者の権限で作ったトンネルではないかな。しかし開通した昭和63年(1988年)には織物はほとんど廃れ、トリコット(編み物)の時代になっている。この峠は、仙人ケ岳へのアプローチで人気の有る場所ですが、紹介されている登山道が最近は通行禁止になっている。足利市観光協会によると「トンネル口を利用して下さい」との事です。聞くところ、地元の人ではない地権者がいて、ここを歩くのが気にくわないのでクレームをつけているらしい。下手に車を停めるとイタズラされるそうなので注意が必要です。トンネルの南の空地(旧道)には停めないようにしましょうね。
仙人ヶ岳へ向かう途中にある峠で深高山付近の平地から一気に200m下った先の分岐点。交差する道は県道218号線、猪子トンネルの両出入口に至るようだ。この先、トンネルの上を通りアップダウンを繰り返し幾つかの頂を越えながら標高を上げて行く。低山とは言え難易度が少し高い鎖場や痩せ尾根があるので注意。峠は広葉樹に囲まれ晴れていても薄暗い。
| 名前 |
猪子峠 |
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| ジャンル |
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| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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| 評価 |
3.4 |
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危険⚠熊に注意❗