五百年の巨木と共に。
弾正塚宝篋印塔と穴沢弾正塚の一本松の特徴
細い道を進むと出会う巨木、樹齢約五百年の赤松がある。
上洗馬神社からの道中は美しい自然に囲まれている。
穴沢集落の北側に位置し、歴史的な雰囲気を感じる場所。
上洗馬神社から穴沢集落を北へ登ったところに、樹齢約五百年とされる赤松の巨木がある。「穴沢弾正塚の一本松」と云われている。巨松の裾にはこの土地を治めていたと伝わる「半田弾正信久の宝篋印塔」がある、これは室町初期の応永十年(1403)建立の墓塔と伝えられている。地元真田町の郷土史家である宮島武義氏は自身の著書の中で「半田弾正信久の「信」の字が真田氏に代々受け継がれている事に何らかの縁があり、真田信綱は洗馬姓を改名した半田一族の者である。」といったようなことを記していたが、もしそうならば真田氏と半田氏は同祖ということになる。しかし真田信綱は(1537年)生まれであるのでこれはおそらくは誤りであろう、それに真田幸綱(幸隆)の嫡男真田信綱の「信」は、村上義清の砥石攻めの功により、主君武田晴信(信玄)より武功の褒美として、真田幸綱(幸隆)は砥石城の城代に任ぜられ、嫡男の真田源太左衛門は主君武田信玄から「信」の字を賜り、その時初めて真田源太左衛門信綱と名を改めたとされるので、年代が異なり大きくずれている。
| 名前 |
弾正塚宝篋印塔と穴沢弾正塚の一本松 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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道中は細い道を登ります。大きい車だと苦労すると思います。でも、600年前に何があったのだろうと歴史ロマンに浸れる素晴らしい所でした。