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左手に句碑はありました。「春もやゝけしき調ふ月と梅」厳しい冬が過ぎ、徐々に春の気配が感じられる早春の情景を描いたもの。月の光と梅の花が共に春の訪れを告げている様子を表現している。春の穏やかな移り変わりと美しさを詠んでいる。深川芭蕉庵から大垣の木因に宛てた書簡にあり。天保12年(1841年)3月 其日庵有物社中建立。当初は境町諏訪町の三夜堂境内に建てられた、と言われている。