常世岐姫神社の趣を体感。
常世岐姫神社(とこよぎひめじんじゃ)の特徴
常世岐姫神社は唯一のイシス神を祭る神社です。
本宮は大阪の八王子神社で、貴重な存在です。
県内で4社だけが称する貴重な神社です。
趣がある神社でした!
常世岐姫とは、イシス神のことです。和の國では遮光器土偶の姿で表現されました。地母神として、アラハバキとも呼ばれ、古代からの信仰の対象でもありました。
常世岐姫神社を称するのは4社しかなく、その本宮とされているのは大阪の八王子神社。他の3社は埼玉県内の北部に集中しているという不思議な神社。
| 名前 |
常世岐姫神社(とこよぎひめじんじゃ) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
048-559-0464 |
| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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常世岐姫神社(とこよぎひめじんじゃ)。行田市渡柳。旧村社。主祭神:常世岐姫命資料によると、常世氏(とこよし)は、日本の氏族。系統は渡来系の古代豪族と、桓武平氏系統の加納氏流がある。渡来系の古代豪族として、燕王公孫淵の末裔を称する渡来系氏族で、染色技術者集団赤染氏の一族が存在していた。河内国大県郡を主な根拠地とし、鎌倉時代には当地の人々が幕府から「河内国藍御作手奉行」に任じられて染色技術を諸国で指導したという。但しこの常世氏は渡来系の古代豪族の中では少数派に属しているようで、文献等にもごく散発的にしか記録されていない。また本拠地とされる河内国大県郡に常世岐姫神社(大阪府八尾市)を祀られているが、同系列の分社は埼玉県内に数カ所のみ確認され、行田市荒木と行田市渡柳に所在する社と深谷市樫合にも所在する当社位である。渡柳常世岐姫神社の創建年代は不詳ですが、荒木常世岐姫神社を勧請して創建したと考えられ、江戸時代には八王子社・八王子権現と称し、渡柳村の鎮守となっていました。明治2年に、常世岐姫神社と改称し村社に列格、明治42年に村内の諏訪神社、天神社、伊奈利神社、洗磯前神社、八幡神社、神明社、塞神社を合祀しています。渡柳には、埼玉古墳群に属する前方後円墳三基をはじめとする多くの遺跡がある。当社も古墳上に建立され、幾つかの出土品を所蔵していたという。なお、「風土記稿」には、渡柳の村名を姓とし、中世に活躍したという渡柳弥五郎の霊を祀った八幡社(通称は弥五郎八幡)が当社の末社として記されているが、現在その所在は不明である。本拠地とされる河内国大県郡の常世岐姫神社でもそうである様に、本来、渡来系の常世岐姫命を祀っていた神社であったが、中世末には神仏習合の流れから、牛頭天王を勧請した八王子社となっており、鎌倉時代以降、埼玉北部地区に祀られてきた常世岐姫神社でも同様の流れがあった様に感じられます。とあります。