江戸時代の風情、結ゆい大吟醸。
結城酒造(株)の特徴
江戸時代に作られた有形文化財の酒蔵で、魅力的な佇まいを持つ。
結ゆい純米大吟醸おりがらみ生原酒を楽しむことができ、豊かな味わいが素晴らしい。
店主からの丁寧な内部説明があり、酒蔵の歴史を感じることができる。
この度の火災の件、仕事から帰宅したその夜家族から知らされました。日本酒ファンとして、又、結城市民として、あまりにも大きな衝撃でした。地元なので当然ながら『結城酒造』と『武勇』は大のお気に入りですが、そういう感情を抜きにしても、双方とも本当にいい酒を作っていると感じます。全国は勿論、世界に誇れる品であることは確かです。とてもキレのいい辛口で、さっぱりしている『武勇』に対し、ふくよかで深みのある、クセの無い味わいの『結びゆい』。どちらも絶品としか言いようがありません。他府県向けの贈答にも利用させて頂いておりますが、いつも大変喜ばれています。発災後、何とか[結ゆい]の特別純米酒を購入出来早速頂きましたが、飲みながらとても心に沁みました。改めて、『こんなにいい酒が…』と。再建に向けて、商売敵である『武勇』が協力している事を知り、いゃぁ~心打たれましたね。益々両者の虜になりそうです。又、募金も受け付けている事も知りました。是非ともお役に立ちたいと考えています。今は絶望を感じずにはいられないと存じますが、必ず何としても立ち上がってもらいたいと、切に願っております。あんなにいい酒、ホント勿体無いです。ガンバレ『結』応援しています。
結ゆい純米大吟醸おりがらみ生原酒を頂きました。深み、甘味の強い凄く美味しい日本酒でした。品切れで色々と検索していたら、火事で臨時休業とは。復旧頑張ってください。
店主に内部を説明して頂きました。鬼怒川の水系の井戸の温度が、15度とやや高いので、仕込みに使うには汲んだ後に一旦冷やしてから、水質は柔らかく女水と呼ぶ、仕込みは小ぶりの樽を使用している、とか細かな話しで、作り手の愛情ときめ細かな作業ぶりが伝わってきました。雄町という、兵庫県産の酒米を使う製品が特徴だそうです。雄町は背が硬く、実際に刈り取った稲が展示されていました。人の背丈程の高さまで成長する稲です。通常の食米よりも収穫時期が遅く、背が高い為に栽培に苦労が尽きないそうです。生産量は山田錦の1/10ほどらしいです。帰りに1本購入してきました。早速冷蔵庫で冷やした後で、晩酌に頂いたところ、甘味と酸味のバランスが柔らかく、しかもコクもあり、スイスイ飲める素直さでした。このクラを訪問しなければ手に入れられない製品が、時期によってはあるそうですよ。作り手の丁寧さ、情熱が感じられる蔵でした。
古い佇まいの門をくぐり、左側にくるまを突っ込んで、酒蔵に入って中に居た方に、こちらでお酒は買えますかと声を掛けました。そんな感じで、最初は少し勇気が要ります(笑)ですが酒米の事からお酒の種類等、色々説明して頂けます。美味しいお酒の試飲も出来ます。酒蔵観光化してる酒造所が多い中、そんな感じでは無く私的にはとても良かったです。わざわざ出掛けても、またお酒購入しに行きたい‼️そんな酒蔵さんです。
| 名前 |
結城酒造(株) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0296-33-3344 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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レビューを見て知ったのですが、燃えてしまったとの事有形文化財で江戸時代に作られた建物だったそうな、復帰をお祈りしております。