県指定文化財の楼門、歴史を感じて。
仁王門の特徴
仁王門は建長6年に建立された県指定有形文化財です。
二階建ての楼門造りで縁や高欄が特徴的です。
丸柱とちまき技法が随所に見ることができます。
鐘楼や地蔵堂等と同じく建長6年(1254)に建立された門で、現在の建物は天和2年(1628)に再建されたもの。お守りしている金剛力士像は鎌倉時代初期の慶派(運慶や快慶が有名)の仏師作との事です。因みに見落しがちですが、天井に描かれている天女様は必見ですよ。
二階建ての楼門造りで上層部に縁を張り出して高欄を廻らす、柱は全て丸柱で脚部を丸める「ちまき」の技法が見られます。建長六年(1254年)に宗尊親王の建立した門で鎌倉時代の大仏師の康慶の刻んだ仁王像を祀っています。仁王門の周囲(柱や梁)の彫刻は宝永年中(1704年頃)無関堂円哲が彫刻したもので、豪壮で華麗な彫刻は日光東照宮の彫刻と対比されます。現在の仁王門は天和二年(1628年)に楽法寺第十四世尭長が再建したものでです。
| 名前 |
仁王門 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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県指定有形文化財。天和2年(1628)に再建されたもので、鎌倉時代の仁王像を祀っています。天井には竜と天女の絵が描かれています。