二十三夜塔のある参道で、歴史を感じよう!
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| 名前 |
鶏鳥神社の二十三夜塔、庚申供養塔 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[土日月火水木金] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
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文政六未年(1823)、刻の、二十三夜塔、が参道の入口の右側にある。二十三夜講とは、二十三夜月を拝む講。特定の月齢の日に、おこもりをし、月の出を待って月を拝む月待の一つ。年に何回か、当番の宿に集まって、月の上るのを待って拝んだ。本尊はサンヤサマと言われるが、月読命や勢至菩薩を祀るところも多い。講員は女性が多く、若い人が多かった。二十三夜月は上る時刻が遅いので、月の出を待つ間、クジをめくるなど楽しんだり、男女交際の場であったところもある。二十三夜月を拝むと、安産や裕福な暮らしができるとか、月の出の光で針に糸を通すことができると裁縫が上手になる、願いがかなうなどと言われた。月には、ダンゴ・シルコ・餅・赤飯などが供えられた。個人の家で二十三夜月を祭るところも多かった。その隣に、明和六(1769)十月(あとの文字は不分明)吉日、刻の、庚申供養塔。庚申信仰とは、庚申の日に、体内の「三尸(さんし)の虫」が天帝に悪行を告げ口に行き、寿命を縮めるという道教の説に基づいて、人々が身を慎み、夜を明かして過ごす信仰。庚申講は、庚申の日に集まって、祈願や食事をしたり、庚申塔を建立したりする集まり。庚申講の本尊は、青面金剛菩薩で、疫病や災難を退ける力があるとされる。道教・仏教(特に密教)・神道・修験道・呪術的な医学や民間信仰などが複雑にからみあった複合信仰である。