宮下東照宮で出会う歴史の大砲。
十八封度(ポンド)カノン砲の特徴
復元されたカノン砲がすぐ目に入る位置にあります。
外国の軍艦に備えて造られた貴重なレプリカです。
十八封度カノン砲は宮下東照宮内に位置しています。
なんでここに大砲が?と思いましたが調べたらわかりました。大砲は十八封(18ポンド)カノン砲と呼ばれるもので、太平洋沖に異国船が多数現れることに危機感を持った水戸藩主徳川斉昭が、那珂湊に反射炉を築かせ、そこで作られた鋼鉄を使って作らせた大砲です。 そしてこの大砲は幕府に献上されました。 尊皇攘夷ということで誤解されがちですが、攘夷とはいっても積極的に異国の技術を取り入れて、良いものは積極的に使っていくというのが水戸藩の尊皇攘夷であり、国防思想でした。 そのため水戸藩は斉昭の時代では積極的に西洋の技術や文化を取り入れており、先進的な雄藩の一つであったのです。 現在残っている十八封カノン砲は戦後に復元されたものですが、水戸藩の「尊皇攘夷」思想を顕彰する意味で作られた大砲として東照宮に祀られているのです。
こんなところに黄門様。
外国の軍艦に備えて製造された大砲のレプリカです。実物は台場の海防に使われたのでしょうか?
十八封度(ポンド)カノン砲は宮下東照宮の中にある歴史的な遺産です。社務所の前にこの大砲が置いてあります。これは十八封(18ポンド)カノン砲と呼ばれ、現在残っている十八封カノン砲は戦後に復元されたもので太平洋沖に異国船が多数現れることに危機感を持った水戸藩主徳川斉昭が、那珂湊に反射炉を築かせ、そこで作られた鋼鉄を使って作らせ幕府に献上されました。積極的に異国の技術を取り入れて、良いものは積極的に使っていくというのが水戸藩の国防思想であり、水戸藩は斉昭の時代では積極的に西洋の技術や文化を取り入れたという先進的な藩であったようです。
| 名前 |
十八封度(ポンド)カノン砲 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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復元されたカノン砲が奉納されていました。