信州産食材で味わう、特別なランチ。
restaurant suiuの特徴
長野駅近くのラガッタから独立した新しいお店です。
信州産食材を丁寧に扱ったお料理が楽しめます。
カウンター席のみの落ち着いた空間で過ごせます。
カウンター席のみの落ち着いた空間で信州産食材を丁寧に扱われているお料理を堪能できるお店です。
| 名前 |
restaurant suiu |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
070-9197-5751 |
| HP | |
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
〒380-0822 長野県長野市鶴賀南千歳町860−24 1F |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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以前に長野駅近くにあった「ラガッタ」さんのシェフご夫妻が先月から新たに始められたお店で、ラガッタさんのとき以来インスタでお店をフォローしているお気に入り彼女の紹介で、ランチに伺いました。お店に入った途端、モダンで洗練された重厚な雰囲気に少し圧倒されましたが、シェフご夫妻の顔を見たら以前を思い出しリラックスできました。季節限定のおまかせコースをいただきました。全体として、地元産の吟味された肉や魚の食材をベースにして、夏らしい野菜類プラス爽やかな酸味や風味をアクセントとして加え、一つ一つが丹念に気持ちを込めて作られたことがわかる料理の数々でした。一緒に行った彼女も、料理一つ一つが全て主役になりえるコースですねと感心していました。確かに、それぞれのお皿のボリュームは決して多くないですが、バラエティーに富んだ味が複雑にミックスされた濃密な味わいで十分満足できました。また、一皿一皿が自然や植物を統一のモチーフとした、まるで芸術作品みたいな盛り付けで、食べるのがもったいない感じでした。個別の料理についての感想も少し書きます。・前菜の2種類はどちらもオリジナリティーにあふれた逸品で、スプーンに添えられたショウガの風味のゼリーを添えた紅色鮮やかな一品や、酸味が爽やかでやはり彩りがきれいな一品が出され、夏らしさをしっかりと感じ取れました。・次いで出された、滑らかな味わいのサーモンとキヌアのような雑穀をベースとした食材の上に、りんごをすごく薄くスライスして葉っぱを模して飾り付けられた料理も、新鮮な味わいと併せ印象的でした。・メインの料理の前に、奥様手作りのレーズン酵母を使ったパンに、やはり自家製の生ハムをのせたものと、それに合わせたスープも濃厚な味覚同士のハーモニーが味わえました。また、マトンのミンチ肉をベースにした料理も、上にシソの葉が添えられたりしていて、味わいのある組み合わせでした。なお、自家製パンは表面こそ普通の硬さですが中はしっとりして口の中ですっとほぐれ、かむに従って美味しさがにじみ出てきました。・メインの魚料理は、大王イワナの身に彩り鮮やかなソースを組み合わせた料理であり、肉料理は地元産の希少な品種の鶏肉を炭火で焼いたうえで、卵やすごく凝った内容のソースを組み合わせた料理でした。もちろん肉の焼き方自体もすごく凝っていて、工夫が尋常じゃないなと感じました。・最後のデザートも2種類出され、一つはそば粉ムースの上に炭酸ガスを吹き込んだマンゴーのムースを重ねたものは、夏らしい清涼感が口の中に広がり初めて味わう食感でした。食事をしながらシェフご夫妻と少しお話もしましたが、お二人とも本当に優しくにこやかで、心のこもった料理と合わせ癒される空間だと感じました。一つだけ、料理のお品書きみたいなものがあったら、食事中あるいは後で振り返ったとき、シェフの創意工夫の中身をよりしっかりと感じ取れるかなと思いました。一緒に行った彼女は、夏らしい装いに身を包んでいつもに増してキュートでしたが、カウンター席の間隔が微妙に広くて、それはそれである意味新鮮な距離感を感じた七夕デートの時間でした。食事の後で、いつも通り彼女は幸せそうな笑顔をいっぱい見せてくれていたので、訪問して本当に良かったなと思います。