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| 名前 |
鮫島墓地 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
祝田浜は墓地が多く、その中でも集落の中にある古い墓である。この旧地名鮫島の墓地は、東北では非常に珍しい両墓制の墓があった場所である。両墓制とは墓を2つ用意する。つまりお骨の入った身墓、主にお参りをする空墓の2つである。戦後すぐ辺の調査では旧阿部家7軒、昭和50年では旧阿部家5軒が風習を残しており、現在では行っているのはないと現地で伺った。近畿地方で残された風習のようだが、かつて行っていた家で伺った話では、自分たちは安倍貞任の子孫であり、お墓が荒らされる恐れがあったので、見かけだけのお墓を用意し、身墓、つまり本当の墓は森の中などに隠したという話であった。なお実際には隣り合って立っている墓もあったようである。写真はお墓の現状で、両墓制のものかは確認が取れなかった。敷石状のところは、資料によれば身墓になっていたが、今回伺った話では空墓であったという。