真言坂を下れば歴史の旅。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
| 名前 |
生玉北門坂鳥居 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
スポンサードリンク
周辺のオススメ
スポンサードリンク
スポンサードリンク
生國魂神社の北側の鳥居を出て真っすぐ下りる坂は「真言坂」という、天王寺七坂に入る歴史のある坂である。しかし、鳥居を出て左に折れる道があり、その坂は「生玉北門坂」という名称で呼ばれる大阪市の市道である。特に古い歴史はないのだが、曲がりくねりながら下りる。松屋町筋の下寺交差点のすぐ南側に合流する一方通行の道である。この道に大きな鳥居が建っている。大正四年十一月に大典記念(大正天皇の即位記念)として作られた。大阪上町羅紗洋服商組合が寄贈している。羅紗(らしゃ)とは、厚手の紡毛織物。 経緯(たてよこ)とも紡毛糸を用い、製織後に起毛、縮絨(しゅくじゅう)、剪毛(せんもう)した地厚い毛織物である。 黒、紺色の無地物が多く、古くは陣羽織、明治以降はオーバー地や軍隊用コート地など防寒服地として使われた。満州・朝鮮・遼東半島・樺太・千島へ派遣される軍人に支給される防寒着のことを、「羅紗洋服」と読み替えたのである。軍服とは書けないだろう。当時大量に発注を受けていて、羽振りが良かった。