国指定の総社二子山古墳、歴史の息吹を感じる。
国指定史跡総社二子山古墳の特徴
総社二子山古墳は、前方後円墳の中でも最大規模を誇ります。
古墳群の中で国指定史跡であり、歴史的価値が高いです。
墳丘東南角には珍しい双体道祖神が設置されています。
群馬県には六世紀の古墳群が20群あります。七世紀初頭に前方後円墳の造営が一斉に停止されます。代わりに登場したのがこのような大型方墳です。大型方墳は群馬県ではこの総社古墳群だけです。ここが上毛野国造の首長墓なのでしょう。
二子山古墳はいっぱいあるので、ここは総社二子山古墳で国指定史跡です。墳丘全長は約90m(後円部径45m,前方部幅61m)後円部石室全長9.4m(残存値)、玄室長6.8m、前方部石室8.7m:、玄室長4.2m、未調査のため墳丘の詳細な構造は不明ですが、二段築成で葺石があり、石室が前方部と後円部に二ヶ所あるそうです。総社古墳群の中では一番大型の前方後円墳です。
資料によると、日本書紀に上毛野君・下毛野君の始祖とある豊城入彦命の陵墓探索が県を挙げて行われていた。その後、1875(明治8)年に前橋市の総社二子山古墳が陵墓参考地に治定されたが、翌年解除された。とあります。
築造当初の葺石に覆われたの様子が再現されていて、ピラミッドを思わせる偉容。
6世紀末に築かれた前方後円墳です。頂上に豊城入彦命の碑が立っています。
余りにも無残駐車場無し回りの環境悪し。
4月下旬から5月上旬にかけてジュウニヒトエが咲いている。
これからサクラが咲くと最高です。
駐車場がないので、近くの愛宕山古墳の駐車場に停めるように、との注意書きあり。ただ、知らずに来てしまったらまた愛宕山古墳まで行かなくてはいけない、というのはちょっと不親切かも。石室を見たい場合は草があまり生えていない寒い時期に来た方がいいと思う。石室は2箇所あるはずだが、入り口は一ヶ所しかわからず、確かもうひとつは入り口が崩れてしまったという話を聞いたことがあるが、その辺りの注意書きや説明などもなく、ちょっと残念な感じです。
名前 |
国指定史跡総社二子山古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.6 |
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整備されているとはあんまり思えないですけど、説明文や入口があったりするので、古墳の多い群馬の中ではそこそこちゃんとした古墳なんじゃないかと思います😅💦💦💦。あ!国指定の史跡ってなってるから、それなりにしておかないといけないってことですね😅💦💦💦。