美しい木彫りと春祭りの神社。
一本木稲荷の特徴
利根川サイクリングロードからアクセスしやすいスポットです。
本殿は江戸時代からの歴史ある素晴らしい建物です。
境内には木彫りの龍や孔雀が見事に施されています。
田舎によくある小さな神社です^^。道端に突然こんなのがあったので写真を撮ってみました^^。特別どうってことはないんですけど、田舎で長閑だなぁ〜って^^。余程歴史に興味のある人は別として、わざわざ訪れる必要のある所だとは思いませんが、目に止まったら立ち止まってみては如何でしょうか?
昔から変わらぬ風情でした。
利根川サイクリングロードの大渡橋と上毛大橋の中間よりやや上毛大橋よりの、「総社緑地」と案内のあるあずまやがある所を左に登ってすぐのところにあります。一本木稲荷又の名を植野惣社稲荷神社と言いますが、拝殿の彫刻や梁の龍が驚くほど素晴らしいです。これは、江戸時代に「関東の名工」と呼ばれた熊谷の小林源太郎の作だそうです。ここからほど近い所にある元総社町の総社神社や、榛名山の榛名神社の双龍門にもこの方の素晴らしい彫刻が残っています。また、一本木稲荷境内には、神楽殿や養蚕の神を祀る衣笠様(蚕魂社)などのいろいろな社があります。
利根川サイクリングロードを走っていて偶然見つけたスポット。サイクリングロードから見上げるとお社や境内の樹の感じが素晴らしく、自転車を降りて登ってみました。とても美しいお社の佇まいときれいに掃き清められた境内、横になっている老松の雰囲気、神楽殿など、地元の人たちから愛されている神社だなぁと感じました。サイクリング中、ほっと一息つける癒しの場所です。
境内は綺麗に整備されていて、拝殿の彫刻がどれも細やかで素晴らしかったです!拝殿横の幹はこの神社をお守りしているかのような何とも言えない存在感があります。狛狐さんは品があるお顔立ちでした。駐車場は無かったです。
本殿は、江戸時代に作った物らしく大変素晴らしいです。小さな神社ですけど価値の高い神社です。
四月第一日曜日に大々神楽が催されます。
3年前に写真を投稿して口コミを書くのを忘れていました。大変見事な彫刻があり見応えがあります。
一本木稲荷神社(植野惣社稲荷神社)御祭神 宇迦之御魂神境内末社 神明宮 秋葉社 大山祇社 菅原社 松尾社 阿夫利社 蚕霊社 天王宮由緒と沿革当社の主祭神は宇迦之御魂神で、正一位稲荷大明神お稲荷様として、広大無辺の御神徳とご利益を授ける神様として広く信仰を集め崇められています。創立年代は不詳ですが、勝山城主赤松氏が勝山城の乾の守護神として創建。元弘三年(1333)赤松氏が当社に武運長久を祈願して新田義貞等と共に鎌倉に進攻したと云われています。慶長七年(1602)秋元長朝公が総社城築城の際、城の守護神として崇拝しました。また、同年天狗岩用水開削に当たり秋元公が当社へ五穀豊穣を起請し天狗岩用水堰水下の農民からも崇敬が深かったと伝えられています。元和三年(1617)頃、前橋藩主酒井雅楽頭忠世公の時、境内に稀なる榎の大木が有ったことから一本木稲荷とも云われています。正保年中(1645頃)、赤松氏末裔、関口氏が石祠を建立。享保十一年(1726)吉田神道の神祇官領卜部兼敬殿より宗源乃宣旨を以て、正一位稲荷大明神の社位許状を賜りました。明和七年(1770)の棟札に「奉造立正一位稲荷大明神御神殿」とあり、本殿と覆屋が創建されました。本殿は柿葺で、千鳥破風の入母屋造。棟梁は松本主水藤原榮貞。本殿の彫刻は、勢多郡黒保根村出身「上州の左甚五郎」と謳われた関口文次郎他四名の傑作で美術的価値が高いものです。天保九年(1838)拝殿を建立し遷宮。(棟札)天保十二年(1841)、吉田神道の神祇管領卜部良芳殿より宗源乃宣旨を以て「自今以往植野惣社正一位稲荷大明神と称し奉れ」と植野惣社稲荷の社名を授与されました。文久三年(1863)境内に雷除けの神、雷電王造立。元治元年(1864)の棟札に「奉遷宮惣社正一位稲荷大明神」とあり現在の拝殿及び神楽殿等を修復再建し遷宮しました。拝殿は本殿を模して造られ、入母屋造、千鳥破風と向拝に軒唐破風を備えています。社殿の彫刻は、「関東の名工」と称せられた武州熊谷宿出身、小林源太郎(旧姓長谷川)藤原正俊の晩年の傑作です。社殿は再三にわたり利根川の洪水に被災しましたが、その都度住民の手により遷宮し再建されたと伝えられています。明治三十九年(1906)県告示により村社に指定されました。大正九年(1920)拝殿前の銀杏に落雷を受けたので上部を伐採。その後大半が枯れ、残った幹から芽を吹き現状となっています。この銀杏の推定樹齢は約五百年、当社の歴史を物語っています。平成六年(1994)社殿を修復、神楽殿・宝蔵の改築の折、社務所を併設し境内を整備しました。当社の神楽は前橋市重要無形民俗文化財に指定されています。前橋市指定重要無形民俗文化財「植野稲荷神社太々神楽附面四点・衣装三点」本神楽の由来は定かではないですが、古くは神官の奉納する素朴・単純なものを、元治~慶応(1864~1868)のころ、高崎市小塙稲荷神社に伝承された大和流神楽を移入して舞に加えたものといわれています。天保八年(1837)の墨書銘があるものを含む神楽衣装三点と彫師の銘(「國久」「大久保村 金田久七」)のある面四点及び天保九年頃の神楽講中を募集する刷りものなどが植野稲荷神社に保存されています。(境内案内板より)
名前 |
一本木稲荷 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
027-251-9657 |
住所 |
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評価 |
3.9 |
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遠く北に赤城を望み、すぐそばを利根川が流れ下る住宅地にあり、社殿は南向きに鎮座している。広いとは言えない境内にはケヤキの巨木が何本も聳え立ち壮観。社殿の前に立つイチョウの巨木は幹を極端に切り詰められているのに、小枝を伸ばしている…。凄まじい生命力に舌を巻く。サクラの花が咲き始めている。