世界遺産 富岡製糸場の歴史的美。
国宝 富岡製糸場 東置繭所の特徴
富岡製糸場の東置繭所は、1872年に竣工した歴史的な建物です。
木骨煉瓦造の太い木造柱が魅力的で、見応えがあります。
世界遺産の認定証が展示されており、学びが深まります。
木造の柱は尺角でとても太いです!まるで城の柱のようです。外観も大きくて迫力があります。国宝・世界遺産はわかるのですが、柱にふれるだけで注意されてしまいます。そこまで厳しいと息が詰まります。肌で感じられる所を造った方が良いです。ただ見るだけではつまらんですね。この建物は2階に登れません。西置繭所は登れますよ。
木の骨組みに煉瓦を積み重ねる「木骨煉瓦造」で造られています。 煉瓦という西洋の素材と屋根は日本の伝統的な瓦で葺くなど、東洋と西洋の技術がこの繭倉庫には有ります。煉瓦の目地には、セメント(当時セメントは日本に無い)の代用として 漆喰(シックイ)を使いました。 漆喰の原料となる石灰は下仁田町青倉や栗山産のものでした。 漆喰の強度を増すため試行錯誤の末、丈夫で剥がれにくい物ができたようです。煉瓦は、フランス積みと呼ばれる工法で積まれていますが、これはフランス人が関係していたことを示すとともに、建物の美しさを強調しています。富岡製糸場の創業当時は、春だけの1回しか蚕の飼育は行なわれなかったため、1年間で使用するための繭を春に買い入れ、保管が重要な役割を果たしていました。
日本史で学んだ場所が、教科書通りの姿でほぼそのまま残されているのは奇跡的だと感じました。ここなら世界遺産に選んでも、誰も文句を言わないでしょう。
世界遺産です。戦前(というか明治、大正時代)、当時今のような全自動の機械なんてなかったので士族の娘が出稼ぎに出て、蚕の繭から細い生糸を手作業で抜きます。それを何本も組み合わせて一本の糸にします。これが養蚕です。この生糸、意外と強く、ちょっとやそっとの力じゃ切れません。これらはフランスの技師によって伝えられた技術なのですが、建物もフランスの技術を使われているんです。あの有名なレンガの建物ですが、このレンガの積まれ方にも技術が使われているんです。ところで、その時、偶然レゴで世界遺産を再現する展示会があったのでまわりました。全部面白かったです!
東繭置き場、要は倉庫。ですが富岡製糸場と言えばこの建物がイメージされるぐらいの印象があります。明治5年(1872年)に木骨煉瓦造で造られた建物。煉瓦すら日本に無い時代に煉瓦造りから海外から学びながら造ったという、当時では奇跡的な造りの建物です。1階には富岡製糸場の歴史から製糸の製造方法、ショップや絹製品の展示などがあります。最初にここで勉強してから場内を見学すると趣深く見て回れると思います。2階はほんの一部公開されていますが、展示などはなく建物構造(木造トラス)が見れるようになっております。
歴史が好きな子どものリクエストで見学してきました。4時間掛けてひとつひとつの建物や資料を見たり読んだり。足が疲れましたが、修学旅行で流れ作業的に見学するのとは違い、納得するまで過ごすことができたようです。
富岡製糸場は、1872(明治5)年日本で最初の本格的器械製糸工場として富岡市に造られました。フランスの蒸気機関や操糸器(そうしき)などが使われるなど、ヨーロッパの技術が取り入れました。富岡製糸場では300人以上の工女が一度に働くことかできる、とても大きな工場です。日本各地から集まった工女は、器械製糸技術を学び、ふるさとに帰って、その技術を伝えたそうです。最新の操糸器が発明されると、富岡製糸場がすぐに取り入れ、他の製糸場のお手本になりました。日本の技術とヨーロッパの技術を組み合わせて建てられた、操糸所・置繭所(おきまゆじょ)は国宝となっています。原料の素となる蚕の飼い方や卵の保管方法を工夫して新しい技術を考え出して、それを広めるための学校を設けるなど、繭を沢山作れるようにした「田島弥平旧宅」・「高山社跡」・「荒船風穴」と一緒に2014(平成26)年6月、世界遺産に登録されました。
世界遺産…冨岡製糸場最高✨✨✨
歴史ある世界遺産は見ごたえがありました。
名前 |
国宝 富岡製糸場 東置繭所 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0274-64-0005 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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見学順路で1番目にあたる。生糸の原料である繭を置いていた場所。富岡製糸場の歴史がパネルになっている。