90年の稲作研究が息づく。
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| 名前 |
北海道立上川農業試験場跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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北の稲科学研究90年北海道立上川農業試験場跡北海道立上川農業試験場は、1886年(明治19年)に創設され、1904年(明治37年)から1994年(平成6年)までの90年の永きにわたり旭川市永山のこの地において北海道の稲作研究の中心的機関として試験研究を続けました。この間、「富国」については、府県の良質品種を用いて交雑に成功した収穫品種として全道に普及し、作付面積で当時新記録を樹立しました。後年、この業績にまつわる品々は、場内の実験室に展示されましたが、この建物は、地域の人々から「富国記念館」と称され、親しまれました。また、「きらら397」は、道内で初めて公募により命名されたネーミングが受け入れられ、それまでの道産米のイメージを一新する画期的な良食味米としてこの地で育成されました。これらの試験研究の多くは、1956年(昭和30年業務開始)に完成した庁舎(通称赤レンガ庁舎)で進められました。この庁舎は、上川管内の農業者がお米を出し合い、これに農業団体が協力し建設費の半額を拠出して建設されたことから、1994年(平成6年)上川郡比布町に移転するまで40有余年にわたり地域の人々がレンガ一枚一枚に思いを込め、特別の親しみを込めて見つめ続けてきた庁舎でもありました。このため、この地において地域と共に歩み、地域に深く愛された北海道立上川農業試験場の足跡を末永く後世に伝えるとともに、北海道の稲作の更なる発展を願う証としてこの碑を建てました。1993年3月 北海道赤レンガ庁舎保存期成会。