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| 名前 |
喜名の坊主ガー(ボージガー) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
|
喜名の坊主ガー(ボージガー)は喜名観音堂の西方にあるカー(湧泉、井戸)です。ボージガーの由来となった坊主御主(ボージウスー)とは、琉球王国第二尚氏王統の第17代目の尚こう(氵景頁)王のことで今から約200年前の1804〜1834年の間王位にあった人物です。伝承によると尚(氵景頁)王は隠居後、ここ喜名に住んで平民と同じ暮らしを始めました。当初は村の人達と同じ水を使っていたところ、地元の人達が平民と同じ水では申し訳ないと、王専用の井戸を掘って差し上げたと伝えられています。そして喜名の人びとからは敬愛を込めて坊主御主(ボージウスー)と呼ばれていたようです。ちなみに尚(氵景頁)王は琉歌を愛し、琉球古典音楽野村流の野村安趙と深く交流したようです。今でも彼の詠んだ琉歌や彼の伝説が数多く残っています。喜名のボージガーは戦前までは石積みでしたが、戦後にコンクリート造りに改築されました。