泊村の歴史、鰊御殿の迫力。
鰊御殿とまりの特徴
明治から大正時代の鰊漁文化を受け継ぐ歴史的建造物です。
川村家番屋と武井邸客殿の見応えは抜群で魅力的です。
泊稲荷神社の近くに立つ隠れた観光スポットとして人気です。
泊村にある鰊御殿。何箇所か似たような鰊番屋等を訪れたが、ここは展示が充実している。
仕事が休みだったので、周辺施設の探索にプチドライブで来ました。ちょっと早く着きすぎて、開館前でしたが、受付の係の方が色々と鰊御殿のトリビアを話てくれました。館内は色々と展示物もあり、見所満載でした。
国道から少々入り組んだ道となるので、ちょっと迷いました。駐車場に車を停めて少々歩きます。観覧料は大人300円でした。かつて鰊漁が盛んだった頃を繁栄する建物は、旧川村家番屋と旧武井邸客殿からなっています。番屋は共同生活の場とのことで、親方部屋や漁夫だまりなどの広々とした室内に、当時の生活を偲ぶさまざまな品物が並んでいます。2階に上がると郷土博物館のような展示の他、隠れ部屋もあります。客殿は建築材料のほとんどを本州から取り寄せたという豪華な造りです。黒檀やビンロージュなどの高価な柱が使われているそうです。面白いのは廊下の埋木細工模様で、つい何か隠れていないか探してしまいます。石蔵には漁具などが展示されています。観るだけでもいいのですが、スタッフの方の話を聴くと、より一層素晴らしさが分かります。
駐車場も近くにある施設です。2つの施設を見学できます。漁港目の前の立地で、鰊御殿からは海が眺められました。移築時に発見された隠し部屋があったりと、券売の所の係の方が詳しく教えてくださいました。
泊村の資料では、ここの鰊漁が始まったのが、今から約300年前で、全盛期には50軒もの鰊番屋が建ち並びしたとある☺️。この鰊御殿とまりは、1884年(明治27年)に建った「旧川村家番屋」と、1916年(大正5年)頃に「旧武井邸客殿」を移転、復元されている☺️。(平成13年)には、泊村の第一号として、有形文化財に指定されたとある☺️。村人からのたくさんの寄贈による、鰊漁の様子が解る、貴重な品々が展示され、泊村の歴史や文化がびっしりとある。ちなみに観覧料金は、大人300円。子供100円だ🆗。有料施設であるので当然であるが、受け付けの女性スタッフは、低姿勢でこの施設の、簡単な説明もあり、あとはゆっくりと来館者の、ペースで建物を観覧できる👏。
なかなか見られない当事の鰊御殿そのものの迫力が見れます。
昔は50件ほどあったニシン番屋も泊ではここだけとのこと。小樽のニシン番屋は泊から移築したそうです。玄関から入ると土間で漁師溜まりと親方の家族の領域に分かれてます。漁師溜まりは吹き抜けで上部に寝る空間として板が渡してあり、立派な柱組みも見ることが出来ます。望楼に見えるのは単に煙抜きでした。漁師との諍いや借金取りを避けるために、親方が隠れる部屋も有ります。保存状態も良く中々面白いのですが、入場料大人300円はちょっと高いような。
「客殿」はここでしか見れないそうです。色々な展示も見応えありますが、埋木細工探しも楽しみになります。受付のお姉さんが親切に教えて下さります。
ほとんど知られていない観光スポットです。管理の方に伺うと、日に10人も来ないとのことです。ニシン漁の最盛期に作られた館です。ニシン漁は、イワシ漁のように、気候変動の影響を受け、20年から数十年の漁獲漁の変動を示します。ニシンの最盛期は1920年頃が最後です。 綺麗に保存されています。
名前 |
鰊御殿とまり |
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ジャンル |
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電話番号 |
0135-75-2849 |
住所 |
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HP |
http://www.vill.tomari.hokkaido.jp/kankoevent/spot/3938.html |
評価 |
3.9 |
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鰊御殿とまりは、北海道泊村にある歴史的建造物で、鰊漁が全盛期を迎えた明治から大正時代の暮らしや文化を伝える貴重な施設です。館内には、当時の漁業経営者の暮らしや、漁夫たちの生活を垣間見ることができる展示が多数あり、訪れる人々に歴史の魅力を感じさせます。特に注目すべきは、旧川村家番屋と旧武井邸客殿の建築美です。番屋は漁師たちの宿泊施設として使用されていた建物で、2階には商談や来客用の部屋が設けられています。一方、旧武井邸客殿は豪華な彫刻や精巧な襖のデザインが特徴で、当時の職人技の素晴らしさを感じることができます。また、鰊漁で使われた道具や資料も展示されており、地域の歴史や文化について深く学ぶことができます。美しい建築と漁業文化の融合が楽しめる鰊御殿とまりは、泊村を訪れる際にぜひ立ち寄りたいスポットです。