浦添城跡で歴史の息吹を感じる。
浦添城跡の特徴
浦添城跡は、沖縄の歴史的な激戦地の一つです。
遺跡発掘調査による石垣の技術が注目されています。
無料で入れる公園内から美しい景色が楽しめます。
自分も含めて景勝地「浦添城跡」というより、激戦地「前田高地」と言った方がイメージしやすいが、ともあれ南北の平地に横たわるようにしてそびえるここは、古来より軍事的に重要であったということだろうね。
公園内は無料で入れます。ゆいレールの1日券を購入したので来てみました。浦添前田駅からは少し歩きますが、活動範囲です。観光客はほとんど無く、地元の人が少し来ている程度です。小高いところにあるので浦添市内、宜野湾の米軍滑走路が見えます。
歴史的にかなり古く、遺跡発掘調査で見つかった城の石垣は、日本本土の城に石垣が出来る以前に既に沖縄では加工した石垣を作る技術があったそうです。景色も良く東シナ海と太平洋が見れます。那覇空港や残波岬も見れます。遊歩道も整備されているのでウォーキングには最適です。
沖縄の100名城・続100名城には選出されていませんが素晴らしいところでした。ゆいレールの浦添前田駅からゆっくり歩いても10分程度です。駅からだと警察署→ガソリンスタンドを目印に、公園管理センター横の坂を上がれば城址の入口、石畳の道に出られます。城址は公園になっており工事をしているところもありましたが、しっかり整備もされていました。首里城が作られる前はここが主たる城だったようです。城址の展望台付近では再建築中の首里城も眺めることが出来ます。この場所は沖縄戦時中、最も戦闘の激しかったところの一つで、当時の石垣は戦争の物資に使用され多くが破壊されてしまったとの事。現在のものは復元だそうですが見事に復元されております。浦添ようどれは是非ともお奨めです。浦添城の御城印は公園内の「浦添グスク・ようどれ館」で販売されています。
| 名前 |
浦添城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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浦添の高台に残るグスクの跡。琉球王朝の居城と伝わりますが、築城の時期やその後の変遷など詳しいことはわかっていないようです。城は17世紀に薩摩軍との戦いによって焼失、いったんその役割を終えます。しかし歴史はそれで終わらず、20世紀の沖縄戦では旧日本軍の陣地がここに置かれ、米軍とのし烈な攻防戦の舞台になりました。現在の城跡は、ようどれなどが復元されていますが、それ以外は石垣などが残るくらいで、むしろ沖縄戦の痕跡のほうが目につきます。争いの絶えない世の中を象徴しているような、ちょっと複雑な気分になります。