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江戸期中期の宝永か正徳の頃の作とみられ,武士踊り姿で、左手に椀、右手に杓子(メシゲ)を持つ。大隅地方の田の神に類似するといいます。中洲川流域の開田が終わった時、小園・土屋・万田・中園など、この付近の門の百姓たちが豊作を願って建てたものでしょう。市内に残る三体のうち,最もよく整った損傷の少ない田の神です。昭和40年代までは国道上の見晴らしのよい丘にありましたが、いまは小園公民館の敷地内にあります。昭和40年代前半までは、丸餅と牛の舌餅をつくり牛の舌餅は自分の田の水口に祀り、丸餅は田の神の化粧用千切り餅としていたそうです。(以上枕崎市HPより)