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堀川通今出川を南に行った西側にある西陣織物館の玄関前にあるのが「西陣碑」になります。「西陣碑」に並んで「村雲御所跡」の碑もあります。◇「西陣碑」は京都市考古資料館前と西陣織物館前の2つあります。西陣という地名は、応仁の乱の際、山名氏率いる西軍の陣が敷かれたことに由来しています。西陣とは、今出川大宮を中心に半径1キロの範囲の地域になります。つまり、東は堀川通・西は七本松通・北は今宮神社御旅所・南は一条通または中立売通で囲む一帯を西陣と呼ばれます。近世以降は、西陣織の生産地として、日本を代表する高級織物業の中心地でした。◇村雲御所跡について現在の西陣織会館がある地には、安土桃山時代から江戸時代の日蓮宗の尼僧である瑞竜院日秀(ずいりゅういん にっしゅう )が、豊臣秀吉に追放されて自害した豊臣秀次を追善するため建立した「瑞竜寺(ずいりゅうじ)」がありました。瑞竜寺の付近は「村雲」と称され、広大な敷地を誇る寺院であったので、宮家や摂関家からの入寺があり「村雲御所」と称された。日蓮宗唯一の尼門跡寺院になります。瑞竜寺は、昭和38年(1963年)に堀川通の拡張工事に伴い、豊臣秀次ゆかりの八幡山城のある近江八幡市へ移転している。2025年10月訪問。