松尾芭蕉句碑で感じる歴史の旅。
芭蕉句碑の特徴
富山県小矢部市戸久に位置する歴史ある句碑です。
松尾芭蕉が1698年に詠んだ句を記念したものです。
北陸道小矢部川SA下りにある観光名所です。
北陸道小矢部川サービスエリア(下り線)に芭蕉句碑が建っている。 義仲の寝覚の山か月悲し 昭和63年(1988)3月に日本道路公団が建立した。句は、元禄2年(1689)〔奥の細道〕の旅で詠まれたもので、芭蕉は〔義仲贔屓〕としても知られる。上り線のサービスエリアにも芭蕉句碑があり、 あかあかと日はつれなくも秋の風。
WEBサイト【芭蕉俳句全集】より元禄2年8月14日。『奥の細道』旅中、敦賀での名月の晩。燧が城<ひうちがじょう>で。
名前 |
芭蕉句碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.5 |
周辺のオススメ

芭蕉の句碑所在地 富山県小矢部市戸久(小矢部川SA下り)元禄2年(1689年)に松尾芭蕉が北陸を旅した際にここからほど近い倶利伽羅峠で詠んだ句が句碑として建立されています。「義仲の 寝覚めの山か 月悲し」越前(福井県)今庄の地でひうち山にまつわる木曽義仲の故事、すなわち源平の戦いのおり、源氏の大将•木曽義仲は、陣をひうち山に張り、日野川をせき止めて戦ったが味方の寝返りにあい、やむなく陣を引いた。芭蕉は、この陣中の義仲の心を汲んで詠んだと云われている。この戦いの後、義仲は当地、倶利伽羅峠の戦いにおいて、火牛攻めにより大勝利を収めている。北陸自動車道、小矢部川SA下り線は富山県小矢部市(旧越中国砺波郡)に位置する。富山県小矢部市と石川県津幡町との県境には、倶利伽羅峠という旧北陸街道の峠があり、当サービスエリアから北西方向に視認する事が出来る。義仲軍が数百頭の牛の角に松明(たいまつ)をくくりつけて夜襲をかけるという源平合戦の中でも有名な「火牛の計」の舞台である。