北前船の歴史を感じる貴重な展示。
高岡市伏木北前船資料館(旧秋元家住宅)の特徴
伏木の北前船の歴史や解説が豊富で知識を深められます。
三階建て以上の高さから海が見え、真剣に船を見守った感慨深い体験ができます。
隠れた名所として珍しい建物が保存されていて、訪れる価値があります。
20231122加賀100万石の殆どは富山側にあり、伏木が前田家の米の集積地だったとか。資料館にも駐車場がありましたが、伏木駅前の義経弁慶像がある無料駐車場に車を停めて、勝興寺の参道途中を右折して計10分くらいでつきました。秋山家は宿屋から500石程度の船を持つ運輸会社になったそうです。建物には望楼がありそこからの眺めは最高です。行った日は天気も良く立山連峰もバッチリ見えました♪ニシンを炊く大鍋を作るための型や野志あわびの実物など珍しい物が沢山ありました。沖縄産の素材を使った襖!?などもあり、日本中を往来していたことがよく分かりました。暦を刷り込んだ船会社の広告などの展示もあり見どころが沢山ありましたよ。
江戸中後期から大正時代にかけて栄えた北前船。その頃は、日本海側が全国物流の大動脈だったんですね。伏木は拠点港のひとつ。少し小ぶりながら、当時の船主の立派な家を資料館にしていて、資料もそこそこあり勉強になりました。奥に望楼や蔵もあり、丁寧に整備されていて、雰囲気が良く気持ちよかったです。横に駐車場があり、入館料は300円。行って損はありませんね。
ここは隠れた名所では?北前船の資料がしっかり残っている。廻船問屋秋元家の旧宅で、海を見守る望楼が残っている。奥の土蔵には、船に持たせた広告チラシの引札が多く残っていたり、新造船を拵えた際の詳細な記録を見ることができる。職員さんが常駐していて、北前船が全国を巡っていた様子や、栄枯盛衰の物語を聞くことができる。高岡市指定文化財。
何故北前船(ばいせん)が衰退したのか、その原因の一端を見ることができます。その辺りを詳しく説明して頂きました。そして、富山県と昆布や薬との関わり、そして米との関わりなど、どの話も大変興味深く過去に秘められた謎解きができました。北前船の沿線を巡る中では外せない場所だと思います。施設までの道は細いので、伏木駅前に車を停めて歩いた方がいいと思います。
GW連休に、勝興寺からのハシゴ見学しました。その方が入館料割引されました!本施設のガイドさんの富山弁も爽やかに、海運で栄えた伏木湊の往時をうかがうことが出来ます。建造物としても大変魅力的で、古き良き日本家屋と庭の見せ方に感動させられました。平成10年から公開された旧家らしく、まだ家主・秋元家の生活集が漂ってくる程キレイな印象です。眺望楼が男の隠れ家的で、興奮ピークに達します。
てっぺんに登るまでの階段が急ですが、上から海を見下ろしたときに、当時はここから船の出入りを見守っていたのかなと感慨深いものがありました。伏木の歴史を知る貴重な場所だと思います。
伏木の船宿で北前船の船持ちでもあった秋元家の建物です。伏木は加賀藩内の主要外港の一つで北前船の拠点として江戸時代から明治時代にかけて栄えました。高岡とは久保川を川舟を使って物資を運び、富山平野で取れたお米は吉久にある藩の御蔵等に集積され、伏木の湊から大坂や江戸に運ばれました。
資料館の方がとても親切で、お話も楽しかったです。小泉首相も登った望楼に上がれます。お勧め!
高岡市街から雨晴海岸方面に向かい小矢部川の河口付近に有ります。周辺には勝興寺、万葉歴史館も有ります。駐車場(無料)は10台程、入館料は大人1人¥300でした。それ程大きな施設ではありませんし、目を見張る豪華な建物でもありませんが、ちょっとした所にこだわりの有る細工が見られ、それなりに楽しめます。又、北前船に関する資料が多数展示されており、施設の方が説明しながら案内してくれます。
名前 |
高岡市伏木北前船資料館(旧秋元家住宅) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0766-44-3999 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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伏木と北前船について解説いただけます。高岡市街の街並みを見に行く前にこのあたりの背景など聞いておくと良いと思いました。望楼からの景色が良いです(昇り降りに少し苦戦します。)※他の方もおっしゃってますが、2024年6月時点でも周囲に地震の痕跡が見られます。でも観光するには全く問題ありませんでした。