美濃路の古民家で、つりびなの夢。
すのまた宿 池田屋脇本陣の特徴
100年以上前の古民家をリノベーションした趣きのある建物です。
2月末から3月初旬にはつりびな小町めぐりが開催され、賑わいます。
墨俣城周辺の観光で立ち寄ると、駐車場も完備で便利です。
土壁で土間の玄関、広い部屋、縁側で庭を眺める。懐かしく空気が美味しいし優しい空間でした。その日は、漢方の勉強会がありました。クスっと笑いを誘う先生のトークと薬膳料理をいただきました。
今月(2月)、美濃路を歩いている時に、たまたま立ち寄ったのですが、とても丁寧に説明していただけました。数寄者の持ち主が改修された洒落た建物で、壁は幾重にも塗り重ねられた硬い壁とのことでした。これは人の声に艶を出しますので、そこに泊まる人たちの会話はより豊かで親密なものとなることでしょう。墨俣は西行の祖父が遊んだことでも知られており、また今回美濃路を歩いて偶然知ったのですが、近くには照手姫伝説の観音堂もあります。地元の農家の人が作られたという無農薬の柑橘(食べたら夏ミカンのようでした)を頂きましたが、とてもおいしかったです。
つりびなは毎年楽しみにしています。12年前に母が亡くなり、着道楽であった母の着物は何年も実家のタンスの肥やしになっていましたが、つりびな作成に役立っていただければとほぼ寄付させていただきました。そして半年後、婦人会の方から、一つの小箱をいただきました。中には、寄付した着物で作成されたつりびなが入っていました。その人形のパーツ1枚、1枚が全て母の着物で作成されていて、「あ!この着物よく着ていたね」「この、肌襦袢の柄覚えてる!」と全てに母の思い出が一杯詰め込まれていました。私と、弟のお嫁さんで、人形一つ一つ眺めながら涙が止まらなかったのを毎年、つりびなが墨俣の町を飾るたび思い出します。墨俣の町の町の暮らしの中に根付いた、優しさ気遣い、その全てが皆様の笑顔に☺に繋がりますように。
2月末から3月初旬にかけて、つりびな小町めぐりがこの一帯で開催されます。墨俣は一夜城で有名な墨俣城があり、その周辺の桜は見事ですが、観光客が墨俣商店街まで訪れないため、商店街まで観光客を呼び込むために始めたとのことでした。手作りのつりびなが多くの商店や民家に飾ってあり、メイン会場の墨俣東コミュニティーセンターの雛飾りも見事です。近くの光受寺のしだれ梅は一見の価値ありです。
3月、桃の節句に合わせて吊雛が至る所で飾られています。趣きがありますね。
墨俣宿の脇本陣跡です。今は休業されているようで、中には入れませんでした。(月曜日に行ったので、たまたまお休みだったのかも)
脇本陣を見学しとうと思いきや、何やら大掛かりな工事中だったので退散した。(2022_10_18)
美濃路墨俣宿にあった脇本陣跡に建つ安藤家の民家である。脇本陣は濃尾震災の際に倒壊し、現在は隣接する本正寺の山門として移築された門が残るのみであるが、その後に再建されたこの建物も、脇本陣時代の構造を色濃く残している。
吊るし雛の展示をしてました駐車場もあり 綺麗な雛人形が見れま。
名前 |
すのまた宿 池田屋脇本陣 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0584-84-3781 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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100年以上前の古民家をリノベーションして古いものを残しつつ素敵な建物になっています。遊郭全盛期の時代の造り酒屋で当時の暮らしの話も聞け、ここに泊まることも、コーヒーを飲んだりも出来ます。壊して新しいものを作るのは簡単ですが、訪れると落ち着きます。是非!