歴史を感じる手造り芝居小屋。
かしも明治座(芝居小屋)の特徴
手造りの芝居小屋が今も地元有志の熱意で受け継がれています。
築125年の歴史ある芝居小屋で、歌舞伎の舞台裏を見学可能です。
本丸御殿に使われた東濃ひのきの質の良い木材で建てられています。
手造りの芝居小屋。地歌舞伎やクラッシックコンサートの舞台として利用されている。坂本龍一様のサインも‼︎
120年も前に建築された木造の芝居小屋が、今も地元の有志たちの熱意で脈々と受け継がれている「重要有形文化財」の一つだがね。小屋守の皆さんに全容の説明を受け、花道、舞台、舞台裏、楽屋、奈落下からスッポンへの通路まで案内していただけたがね。現在も有名歌舞伎俳優がこちらで毎年上演されるとのこと。チッケッとも早くに売り切れとなってしまうことが多いとか?入り口では小屋秀布子の為の資金集めにと「屋根に拭く板切れ」に名前を入れ修復金(500円)、手ぬぐい付き(1,000円)を募集中!!思わず寄付したくなる気持ちになっただがね。
ボランティアスタッフの方に隅々まで案内していただき、丁寧な説明をしていただきました。 緞帳が明治28年製作地元の家のお母さんたちの名前が刻まれ100年経った今でも色褪せることなく輝いているのが圧巻です。楽屋に書いた落書きサインなどさまざまな興味深いものをみることができました。歴史を感じさせる舞台は歌舞伎が盛んな岐阜県が誇れる施設です。
2023/11/5🍁御母衣・明宝・加子母 秋の旅🍁挽家さんで頂いた町の観光案内図に何やら気になる名称が。『かしも明治座(芝居小屋)』。行くまでは史跡かなと思って来てみたら何と現役の芝居小屋!小屋なんてものではなく立派な観劇場です。ガイドさんから色々なお話を聞いて、地元にこんな素敵な会場が有る事がとっても羨ましいと思いました!いつかは実際にお芝居などを観てみたいです(^^)👍お世話になりました〜
加子母に訪れたら、いや、このあたりを来るのなら必ず訪れるべきスポットだと思います。ここに来ると、歌舞伎役者かと見まごうばかりの係の方が歌舞伎の芝居小屋の内部をこれでもか!と言わんばかりに超丁寧に案内してくれます(しかも無料)まずは歌舞伎小屋の構造・仕掛けに始まり、どのように材木を調達したか、何故加子母に作るに至ったのかという経緯、加子母の歴史、ここを訪れた著名人など学べることは様々。話を一通り聞いて「何よりも、郷土を愛し、誇りに思っている地元の方々に支えられているこの明治座は尊い」と思いました。最後に土産物屋コーナーにて幕のデザインの手ぬぐい、加子母のお茶を買い、板瓦の寄付などをしました。いつの日にかここで演じられる地歌舞伎を見に来たい、と心の底から思いました。
公演日に行きましたが、建設当時の佇まい、人が集まる様子など印象深い施設です。駐車場は施設手前に20台くらいあります。手書きのリーフレットが味わい深いです。2階席の戸を開けると、田んぼが見えてゆっくりしていきたくなりました。
娯楽がなければ自分たちで創る。そういった 明治の時代を生き抜いた方たちの気概を感じました。またその伝統を受け継いでいる今のかしもの方たち、正直 羨ましくさえ思えます。本当の豊かさって、こういうことなのでしょう。ちなみに道の駅ににて飛騨牛の牛丼をいただきましたが、大変美味しくびっくりしました。
質素な造りですが見ごたえのある芝居小屋です。20年ごとに屋根の板張りの葺き替えが必要だということで、一枚500円で屋根材を寄付できるので一枚どうぞ。
無料で見学できます。管理人さんがすごく詳しく説明してくださいます。なかなか見れない舞台裏が奈落も含めてすべて見ることができます。なかなか見応えありました!地元の方の熱い想いが伝わってくる施設でした。
名前 |
かしも明治座(芝居小屋) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0573-79-3611 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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加子母村は、岐阜県恵那郡加子母村だったのが、中津川市加子母に変更になりました。岐阜県には地歌舞伎といって、地元の有志が歌舞伎の演目を村の人たちに見せる伝統があると、県民として知っていました。今回、付知峡の滝を見に行こうと思い、その他の見るべき場所を探し、立ち寄りました。ボランティアの方が加子母明治座の歴史、館内の構造など丁寧に説明してくださいます。月曜休館 午前10時〜午後4時開館です。駐車場、入場料、ボランティアの方のお礼はいりません。加子母明治座は、明治27年多くの村人の力によって作られ、今も現役の130年以上続く芝居小屋です。現在、岐阜県指定重要有形民俗文化財となっています。地元の人のため、地域の人たちが芝居小屋を作り、自分達で歌舞伎を上演し、補修して小屋を守ってきたということです。江戸時代は加子母の檜その他の木は貴重品で、村は尾張藩直轄の天領となっていたそうです。江戸で大火があると加子母の山の木が切り出されて、山がはげ山になってしまったそうです。現在も加子母の材木は伊勢神宮で使われているそうで、又新名古屋城に使われる材木は倉庫で待機中との事でした。緞帳に小屋作りに協力した多くの女性の名前が書いてありました。その中に現在の至学館大学の創設者の内木玉枝さんの名前がありました。加子母村出身の方でした。舞台の場面転換の工夫、舞台の下(奈落)に入って周り舞台の仕組み、花道でのスッポンの出方など面白く聞きました。舞台裏の楽屋に歌舞伎役者の中村勘三郎 勘九郎 七之助 坂本龍一 ジブリの絵と共に鈴木敏夫 隈研吾など著名な方のサインがあり、その他沢山の名前がありました。次に2階に上がって観客席に座り、舞台や観客席を見下ろしたり、屋根は材木を剥いだものに石をのせている事など説明してくださいました。屋根の補修に必要な板に名を書いて協力金払いました。あれだけじっくり説明受けて、舞台に上がらせてもらって、少し払うのは必要かなと思いました。小屋は、地元の人のカラオケ大会や音楽発表の場、練習などに使われているようです。行かれる方は、床は傾いていたり、歩くのに姿勢を低くしたり、階段は急だったりと少し危険ですから気をつけて楽しんでください。又地歌舞伎を演ずる日(2024年10月27日)とかクラシックコンサートなどある日は館内の見学はできません。電話で聞くとかホームページ見てお出かけください!