国宝・日本最古の神明造り。
仁科神明宮の特徴
大町市に佇む国宝の神明造、静寂な空気が漂う場所です。
2019年の式年遷宮で新しく再生された本殿が見どころです。
鳥居をくぐると、鬱蒼とした杉に囲まれた神聖な空間が広がります。
2019年の式年造替でスッキリとした佇まいに生まれ変わった日本最古の神明造りで本殿、中門、釣屋が国宝です。江戸時代前期と南北朝時代や室町時代の本殿が普通にある奈良や京都からすると遥かに新しいのですが大社造り然りで無二です。創建の年次は不明のようですが伊勢神宮へ神饌を納める仁科御厨の鎮護のため仁科氏によって伊勢神宮内宮が勧請されたのが始まりともされています。最近のパワースポットやインスタ映えで一儲けを狙う神社にはない良さがある所でした。
仁科神明宮の入口の案内板をご紹介します。神明宮を起点に、信濃大町駅や大町山岳博物館まで歩く塩の道コースがあります。距離数は10kmから12km位で約3時間コースです。晴れている日は、北アルプスの山並みが良く見えて、飽きずに歩き通せるます。途中には盛蓮寺や道祖神、石柱なども見られます。木船城城址へも登山可能です。これはウォークのコースの途中に登山するのは大変ですので、登山のみでチャレンジしてみて下さい。また、大町市観光協会主催の塩の道ウォーク(信濃大町駅から仁科神明宮まで)約10kmが11月6日に開催されます。毎年行われています。今年は61名の参加見込みです。
神社巡り#154参拝される方は、本殿、釣屋、中門、拝殿、立ち入り禁止です。拝殿に近づくことは出来ません。お参りは拝殿前の神門で行います。本殿の素晴らしさは、写真では伝えることが出来ません!自分の眼で観るのが一番。この感動を体感してみて下さい。また、御朱印は書き置きのみの授与となっていましたが、新型コロナも落ち着いて来たようで御朱印帳に墨書きして頂くことが出来ました。
ここの神社は最高です。摂社末社は、出雲系神々です。御神木が素晴らしい!社務所です売っている勾玉のお守りが色も珍しい色が有り可愛いです。宮司さんかとても親切でこの様な宮司さんがいらっしゃる所はいい神社に違いありません。
朝8時半頃に訪れました。他に人はおらず社務所もまだ開いていません。ただ、駐車場にあるトイレでは清掃のため地元の女性がいらっしゃり、社務所の宮司さん達は他の場所から通ってらっしゃるなど教えてくださいました。境内はとても静かで厳かな空気感いっぱいです。他に人が居ないのでマスクを外し、何度も深呼吸しました。なんでも我が国古来の神明宮の様式を正確に伝えていることから国宝に指定されているということです。言っては申し訳ないですが、こんな場所にポツンとあるのに国宝とは…付近に食事処などなく、もちろんお土産などありません。9時になり社務所で御朱印もお授けいただくことができました。書き置きのものです。帰るころ2人の若い女性が訪れていました。以外に女性に人気の神社らしいです。アクセスはとても不便なのでやはり車で伺うのが良いようです。
国宝の日本最古の神明造のお社ですが、巨大な杉木に囲まれ江戸時代初期から式年造営でその形を残してるのは納得させられるものでした。最初に3本杉の大きさにびっくりして本殿の方に向かうと神聖な気持ちになり階段を上り拝殿の前で参拝、脇の方へ上がる所があり本殿を横から見る事が出来ます。旧御神木の大きさも凄いですが回りの木々が高さもあるので違う世界に入った気がします。
とても静かで、凛とした空気の神社です。平日の9時過ぎに到着しました。賑やかな神社ではありませんが、それでも数組入れ替わる形で参拝客が来ていました。境内に資料館があったり、沢山の境内社があったりで楽しかったです。社務所の神職さんもとても親切でした。コロナ禍の為、御朱印は書き置きですが、『もう落ち着いて来たって言うけどね…一応ね…』と申し訳なさそうにおっしゃってました。その後は幸福守りを頂いて、御神籤もひいて…とやってると、神職さんが『良いことありますように』と、写真の小さな御守りをくださいました。とても嬉しかったです!ちなみに…私は今回、ウッカリお金を小銭に崩して行くのを忘れてしまい1000円を出して色々いただきましたが…(電子マネーばかり使っていたもので)なるべく小銭で購入された方がよさそうです。『沢山人が来るわけじゃないからねぇ』と、ちょっとお釣りで神職さんを困らせてしまったので…
日本最古の神明造りの神宮。伊勢神宮にならい20年ごとに建て替えたが、仁科氏滅亡後(寛永13年、1636年)は部分的な修理。建て替えた伊勢神宮の木材が届けられているそうです。
やはり天照大御神様の神宮だけあって伊勢に通じる神々しさがあります。ちょっと一段上のような立派な神社。超お薦め。
名前 |
仁科神明宮 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0261-62-9168 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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安曇野から高瀬川を渡り大町に入り、少し登ると大きな三本杉が左に見える鳥居をくぐる。参道は左に直角に曲がり石段を上がると神明造りの社殿が豊かな木々の中に見えてきます。天照大神を伊勢より勧請された神明宮らしい佇まいです。本殿 釣屋 中門がそれぞれ国宝に指定されているとのことですが、拝殿奥の本殿までしっかりと拝見する事が出来ます。拝殿手前右側の神楽殿にはこの神社に関する資料が展示されており興味深く拝見致しました。駐車場スペースは豊富で、駐車場入口にトイレも有りますので車での参拝は快適に出来ます。