影向石に響く祭りの音。
神明神社の特徴
尾根上に祀られる影向石が神社の起源とされています。
毎年10月第三週には天狗と獅子のお舟祭りが開催されます。
山の上に位置する小さな神社で、独特な雰囲気を楽しめます。
この神社の起源について、神明宮の縁起では、近くの尾根上に石神「影向石(えごうせき)」が祀られ、のちに「奥の院」の地に移ったと伝えているがその場所は定かではない。「御手洗(みたらし)」「神田(じんで)」などの地名は残っている。現在の神明山山頂に映った時代は不明だが、武士の間での伊勢信仰の広まりとともに「神明宮」として勧請されたのであろう。平安末期や鎌倉時代、戦国時代に武将からの祈願、寄進を受けたと思われる。高遠道(たかとおみち)には大鳥居があり、昭和初期まで台石が残っていたという。江戸時代に社殿の整備が進み、明治を迎えて村社、昭和に入って郷社の社格を与えられた。明治政府の神社合祀政策により、村内の柴宮(祭神は建御名方命)、天狗社、祝殿22社が神明神社に合祀された。その他、摂社・末社として秋葉神社、飯綱神社、荒神神社などがある。例祭は、古くは旧暦の6月16日に行われていたが、その後9月16日、10月16日(明治42年~)と変わり現在は10月第3日曜日に開かれている。今日では「天狗祭り」などと呼ばれることがあるが、元来はお船と笠鉾を主体にした雨乞いの祭事である。かつて北大出村では旧暦3月に水神祭が行われており、雨乞いの願解(がんほど)きに獅子舞を奉納したいと願い出た明和9年(1772年)の記録がある。(北大出公民館の説明板より)柴宮社は、明治41年鞍掛から神明神社境内へ移転した。4隅に榊を建て祭壇を設け神の降臨を願った神事を「柴指しの神事」または「柴指し」といったのが名前の由来という説がある。
山の上にある小さな神社です。舞台が良いです。
10月第三週目の日曜日、正午過ぎより辰野町無形民俗文化財の「天狗と獅子のお舟祭り」があります。奇祭とも言われるお祭へ。
名前 |
神明神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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奥の森の中に前に注連縄を渡された「影向石」という巨大磐座がドーンと鎮座しています。素晴らしくサイキックな雰囲気あふれる磐座です。伊那谷界隈に巨石系が意外に少ない中で、ここは外せないスポットだと思いました。オススメです。