武田勝頼公ゆかりの石庭。
栖雲寺の特徴
武田信満の墓や勝頼公ゆかりの場所がある寺院です。
巨岩が露出した珍しい石庭は自然と調和しています。
庭園は春の新緑や秋の紅葉が非常に美しいです。
最寄りの甲斐大和駅よりバス。しかしどこまで行くの?というぐらい山奥へと分け入っていって不安になるほど。その余り、バス停で降りて遥かに見渡すだけでも、その果てしない山並みには確かに俗念からの自由を期待してよい。開基は元代に浙江省の天目山で学んだ業海本浄という僧で、帰国後、ここ木賊山の環境が天目山に似ていることからこのお寺を創建したそう。本堂裏にある、巨岩群のなだれ落ちるかのような磊落豪放な「庭」で著名であるが、案内板によるとこの庭のさらに上方には天目池という池もあるらしい。浙江省の天目山にもその峰上に池があることで著名であるが、そこまで同一な環境なのかと巨岩の庭もそこそこにさらに杉林に入って登ってみるがかなり上らしく、到達できず。ただそこまで行くと、林間の岩も美しい苔に柔らかく覆われているばかりでなく、そのひび割れた表面にも感じるものがあり、か細い木漏れ日に却って苔は瑞々しい緑に映え輝き、その美しさに一体化したい誘惑すら覚えたりする。杉林はなお深く、見上げても先は見えないが、それも何か意味があるんだろうと引き返すのである。
武田信満の墓があり武田勝頼が最後に目指したとされる寺勝頼のように景徳院のあたりから登っていったが坂もきつく大変だった裏山にある石庭が見事だった。
天目山茶会のために伺いました。とても素晴らしい景色に溜息✨心の洗濯ができました。
1泊2日で座禅合宿に行きました。荘厳な環境の元での座禅は心が洗われるような時間でした。夜は若い和尚さんから、色々なお寺の話や裏話を聞けて非常に楽しかった。また、行きたいです。
(2022年8月情報)それにしてもここの庭園は独特で、来園必須です。まるでカンボジアのタロームのようで、岩に食いついた樹木の根っこが奇妙な景観を産んでいます。以下、栖雲寺の看板より引用しました。蕎麦切り発祥の地に関する当寺の住職さんの見解。「蕎麦切発祥の地」説について栖雲寺は蕎麦切発祥の地といわれておりますが、この説の元となったのは、尾張藩士天野信景が残した雑識集「塩尻』の宝永年間(1704~1711年)の条の記述によります。「蕎麦切は甲州よりはじまる、初め天目山へ参詣多かりし時、所民参詣の諸人に食を売に米麦の少かりし故、そばをねりてはたこ(旅)とせし、其後うとむ(饂飩)を学びて今のそば切とはなりしと信濃人のかたりし」現在では、麺類は中国大に発祥し、日本の麺食は13世紀の挽き国の伝来以降に始まったとされ、そのうちの蕎麦切の文献上での初出は15~16世紀であることが確認されています。そうした史実がまだ明らかでなかった江戸時代に、当地の蕎麦切発祥説が語られたのも開山業海本浄の経歴がいわせたことかもしれません。といいますのは、業海は元朝第四〜不代島労のころ、天目山(中国新●江省放州)にいた臨済宗住派の常酸明菜に師事し 1326年に帰国。そして 1348年に杭州天目山辺りの景色によく似ていた、ここ木山に天目山栖雲寺を開山しました。業海が修行した禅宗では料理も修行の一つとされています。また杭州は南宋時代から麺屋や多くの飲食店が営まれていた都でした。したがって業海の杭州生活で身に付いたことの一つに蕎麦打ちがあったのかもしれません。そうだとしたら業海は大隆からの帰国土産として蕎麦麺を伝えた可能性は十分にあります。そして業海に参じた雲水と共に蕎麦切を食しながら、隠遁生活を極めた中峰明本の教えを守り、この地で修行をしていたのでしょう。それが「蕎麦切は甲州よりはじまる」という伝説となったのかもしれません。こうした歴代祖師方へ報恩の誠を捧げるべく、平成27年から「江戸ンバリエ神奈川の会」の協力を得て、新蕎麦の時季に本尊釈迎如来と、中峰明本・業海本浄の両禅師へ手打蕎麦を奉納しております。
裏の斜面にある石庭を見たくて来ました。石庭には不規則で手すりのない階段があります。足腰に問題がなくても景色に見とれているとズルっと滑りそうな感じがありますので、一段一段気を抜かずに歩きました。不便でも景観のために手すりをつけないで欲しいです。振り向くと富士山も見えます。
武田家ゆかりのお寺。鎌倉の建長寺派らしいです。宝物殿の宝物も、季節で拝観可能。庭の石造り庭園は、素晴らしい巨石の組合せで、どのように運んだのか?または此処で加工したのか?等と色々考えちゃいます!秋だったので紅葉が素晴らしかった!御住職も、ざっくばらんな方でしたが、凄く楽しい会話を楽しめました。
巨岩が露出した庭園がある珍しい寺です。いくつかの岩には菩薩様やお経が彫られています。一周するとひと汗かけます。
山の斜面に建つ立派なお寺ですね。振り返ったら山並みの先に富士山が‼︎此処にお寺を作ったわけが分かったような。集落も斜面にへばり付くように広がっています。
名前 |
栖雲寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0553-48-2797 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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竜門峡遊歩道から登って行きました。車で行ける所だったのかと思いましたが見晴らしの良い高台です。