高村光太郎の森を散策。
高村光太郎記念館の特徴
高村光太郎の作品が展示され、詩集道程や智恵子抄を楽しめます。
周囲の散策コースも整備され、自然を満喫できる素敵な場所です。
高村光太郎が晩年を過ごした記念館で、貴重な体験ができます。
そんな遠くないところにあるのを知って行ってみた。花巻市って、宮沢賢治の生まれた町というのは知ってたけど、高村光太郎のゆかりの地だったのは知らなかった。向かう途中に賢治と光太郎の郷っていう道の駅もあったし、花巻市ではメッチャ推してるんですね。それと、たまたまなんだけど、今年の1月に福島県二本松市の知恵子の生家と知恵子の湯に泊まってました。知恵子の湯は、茶色のお湯で無臭だけど温泉っぽくて良かった。源泉の温度は低いみたいで沸かし湯だったけど、安くて旅割クーポンも使えたので行ってみたんですけどね。大昔の話なんだけど、中学1年の時の担任が女性の国語担当の先生で、当時選択制の課外授業?があって担任だった先生の文芸コースを受講した。その時に高村光太郎の道程の朗読してのをメッチャ覚えていたんですよね。あとは丸メガネに髭のおじいちゃんの風貌も記憶にあったし。行って見るとバイパスから山の方へしばらく行ったところにありました。車だから苦にならないけど、当時は歩きだろうから行くまで大変だったと思う。第二次世界大戦前に知恵子が亡くなり、東京大空襲でアトリエを焼失。宮沢賢治の弟(宮沢清六)の花巻市の家へ疎開し、約7年間の独居自炊の生活を送る。戦争中に多くの戦争協力詩を作ったことへの自責自省の念によるものだったらしい。この日の午前中に行った宮沢賢治記念館で見た最初の全集の編集者に高村光太郎の名前があった。だけど、直接会ったのは一回だけだったらしいです。展示されていた手の彫刻は教科書で見た記憶は残ってた。手の彫刻は実際の手よりも大きい作りでした。詩の朗読が聞けるところがあって、そこでレモン哀歌を聞いたらグッときましたね。ここでも記念に知恵子の小風呂敷を購入。なんでもいいので観光地では記念品を買う事にしている。意外に人にあげると喜ばれるハンカチとかの小物雑貨。駐車場には詩の森という名前の食事の出来るお店もありました。光太郎そば、だんごなんかもメニューにあった。入口の扉が開けっ放しで冷房が効いてなさそうだったので、少し店内を覗いたけど入りませんでした。教科書で学んだ人だし、二本松市の知恵子の湯にも泊まった事もあるし、いままでの人生の中で少しは記憶に残った人。年取るとこういうところは楽しく見れるもんですね。
高村光太郎といえば「道程」や「レモン哀歌」などの詩、十和田国立公園記念像などが有名。ここでは光太郎・智恵子夫妻の絆や岩手県ゆかりの作家、宮沢賢治や石川啄木との交流を知ることができます。入口近くの休憩コーナーには有名作家の詩集や短編が並び自由に読むことができます。敷地内には昭和20年から住んだ高村山荘もあります。どちらも有料です。
記念館は確り湿度気温管理で寒かった。全て撮影禁止🈲、ビデをと映画があるので楽しめるよ。
展示も素敵ですが、ぜひ森を散策してください。何時間でも居たくなりました。
ここを訪れたのは、3度目になります。いつ訪れても館員さんたちの親切な対応には、頭が下がります。
どんぐりとやまねこ号のコースに入っています。入館料一部は、乗車料に含まれます。光太郎記念館は、こじんまり、ひっそりと、山の中にあります。熊避けのクラシック音楽が流れていて、逆に静謐なイメージが増します。鳥の声も聞こえて、ときどき風が吹くと、落ち葉が舞います。まるで、それ自体が作品みたい。光太郎が、ひとりで晩年を過ごした小屋は、あまりにも小さくて、質素で、この極感の地で、どうやって過ごしたのかと、胸が痛くなります。でも、彼を慕う人たちが集い、決して淋しいものではなかったようです。乙女の像は、この小屋で企画されたのだとか。大きい人は、頭の中が、無限に広いのでしょうね。
戦中疎開して住んだ高村光太郎の家。地域に慕われ、十和田湖の「乙女の像」を製作。
高村光太郎…?誰?なんとなく聞いたことはあるけど何をした人?と言う程度です。花巻市内からは離れていて周りは何も無いような場所に在ります。車で5分ほど走れば花巻南温泉郷がありますが今回は花巻温泉郷に泊まりに行く際に時間潰し的な感じで立ち寄りましたが良い時間を過ごさせていただきました。彫刻家、詩人と大変な時代に芸術の道を歩んだ方。なんとなく聞いたことあると思ったら十和田湖の湖畔に建つ乙女の像の作者だったんですね。何度も訪れて見ていた作品です。作品自体は戦争で焼失しほとんどが残っておらず数点しかない貴重な作品の1つです。晩年は花巻の山の中に移り住み開墾しながら余生を過ごしたようです。花巻の誰々記念館は一通り撮影禁止になっています。高村光太郎と新渡戸記念館は見応えありますが宮沢賢治記念館は行く価値がないと言えるレベル。隣には高村山荘もあり些末な山荘になりますが味があります。写真撮影は出来ますが撮影には色々と技術が必要になりますね。高村光太郎が開墾した庭や田畑を眺めながらの散策も一興です。
凄い雪が積もっており、ビックリした。ホテルのチェックインの時間に時間があったので何十年振りに寄りました。高村光太郎の詩になんか心をうたれ感動しました。
名前 |
高村光太郎記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0198-28-3012 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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有料施設。駐車場は無料です。記念館に隣接して高村山荘があり、受付で共通チケットも販売されています。記念館は綺麗な施設で、映像や彫刻の展示がありました。高村山荘から少し歩くと展望台があるので、天気がよければ散歩がてら登ってもいいと思います。高村山荘は音声解説が流れています。5月に見学したときは施設内にカメムシが多く、踏まないように注意が必要でした。自然豊かな場所なので、山荘と記念館の間の歩道で蛇を見かけました。夏は虫除けなどの工夫をしていった方がいいと思います。