椿尾弁天岩で弁天様のパワーを!
椿尾弁天岩の特徴
パワースポットとして有名で、弁天様の姿が魅力的です。
自然の造形が素晴らしく、壮大な風景が楽しめます。
海沿いの道からアクセスしやすく、景色が最高です。
弁天様が琵琶を弾いている姿に見えるパワースポットの奇岩。説明板によるとゴジラや獅子の頭にも見えるとか…。う〜ん…秋田・男鹿の「ゴジラ岩」の方がゴジラに見えて迫力あるね。岩の中には鳥居と弁財天が祀られている祠がある。
弁天様が琵琶を抱えている姿とか、近年ではゴジラだとか。見る目が違うと色んなものに見えるみたいです。信仰の対象でもあるようですので、そこは異論はありません。
思わずブレーキかかる景色です。ふつうにキレイだなーと思ったらパワースポットだったようです。
前回たまたま通りかかって、すぐUターンしてきました。写真がうまく撮れていなくて心残りでしたがまた来る事ができたのできました。東京から来ましたが、仕事で3年に一回くらい来る事があって、何度来ても佐渡は良いところだと実感します。
江戸時代、ひたすらに坑道を掘り進んで採掘する相川の金銀山では百足を神使とする毘沙門天が、流水をもって砂金を選り分ける西三川の砂金山では河川の神でもある弁財天が崇敬されていたそうです。西三川にほど近い椿尾の弁天岩が、弁天様には見えないのにのに弁天様として祀られているのは、そういった歴史的、文化的背景があってのものなのでしょう。過去に思いをはせつつながめると、シン・ゴジラみたいな岩も味わいが増します。
パワースポット(/≧◇≦\)みたい。
この岩の姿は、弁天様が琵琶を抱え弾奏し、その傍らに蛇が待っているように見えると伝えられているそうです。岩の中ほどには鳥居と祠があり祠には弁財天が祀られています。また、現代版ゴジラや獅子の頭にも見える奇石。海上神・福徳神などとして、人々の願いを聞き届けてくれる女神として伝えられているそうです。
自然の造形は素晴らしい。
海沿いの道を走ればすぐ分かります。
| 名前 |
椿尾弁天岩 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[金土日月火水木] 24時間営業 |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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椿尾弁天岩は佐渡島南西の海岸に立つ信仰の奇岩で、弁才天が琵琶を奏でる姿に見えると伝わる。佐渡市椿尾の海岸に突き出た椿尾弁天岩は、地域の人々に古くから信仰されてきた自然の岩である。地元の伝承では、この岩は琵琶を抱えて演奏する弁才天の姿と、その傍らに従う蛇の姿に見えるとされ、信仰の対象として祠と鳥居が設けられてきた。現地に設置された案内看板(2016年)には、弁天様に祈願すると「学問成就・弁舌上達・音楽上達・除災招福・財宝招来・至福安寧」の六つのご利益があると記されている。また、岩の姿がゴジラに似ていることから「ゴジラ岩」という俗称でも呼ばれている。椿尾弁天岩が位置する椿尾集落周辺は、約2000万年前の火山活動で形成された真珠岩質デイサイトという岩石で構成される。この岩質はきめが細かく硬度が適度で、加工に適しており、江戸時代には石工たちが各地から集まり、石仏や石塔の製作が盛んに行われた。集落背後の岩塚山には現在も稼働する石切場を含む複数の採石跡が残り、「石工の里」として知られている。石工たちの作品は佐渡島内はもとより、北前船によって本土の北陸・東北方面にも運ばれたとされる。椿尾では石工だけでなく能楽の文化も根づいており、集落の中心にある氣比神社には市指定の有形民俗文化財である能舞台が残されている。この舞台は明治35年に旧拝殿を改築して設けられたもので、社殿と斜めに配置されるなど、佐渡特有の能舞台の構造を伝えている。神社自体の創建については、天正年間に福井県敦賀から移住した人物が、氣比神宮から分霊を勧請したと伝えられているが、その詳細は口伝の域を出ない。椿尾弁天岩の海岸周辺は、古くは江戸時代に小木街道が段丘上を通り、旅人たちは真野湾の向こうに広がる海とこの奇岩を望みながら道を行き来していたとされる。現在では海岸沿いに国道350号が通り、車窓からもその姿を確認することができる。地形的には椿尾の集落自体が海食による段丘上にあり、自然の侵食によって造られた地形と人の営みが長く共存してきたことがうかがえる。周辺には他にも関連する史跡が点在する。椿尾と小泊の間に位置する石臼塚や七観音、六地蔵などは、椿尾の名工たちが手がけたとされる石仏群で、石材の産地としての歴史を物語っている。また、数キロ南西の小木地区・宿根木には県指定史跡の岩屋山石窟があり、石仏信仰とのつながりも見てとれる。椿尾弁天岩単独では文化財指定は受けていないが、こうした信仰・芸能・石工の歴史的文脈の中で位置づけられ、2010年代以降はジオパークの一環として地域の地質と文化を紹介する案内整備も進められている。椿尾弁天岩は、佐渡の自然が生んだ造形美に、人々の祈りが重ねられてきた場である。石を削る音が響いた時代、舞が奉納された時代、そして今も静かに海を見つめるその姿は、土地の記憶を伝える無言の語り手である。地質・歴史・信仰が交差するこの岩には、佐渡の時間の厚みが確かに刻まれている。