佐渡の聖地で狸を祀る。
二ツ岩大明神 本殿の特徴
根本が朽ちて折り重なった鳥居をくぐると、神聖な雰囲気が漂う場所です。
車1台分の道を進むと、団三郎狸が祀られた神社がひっそりと佇んでいます。
静寂に包まれた境内には、幻想的な鳥居と岩祠が見られ、神秘的な体験ができます。
根本が朽ちて折り重なった鳥居を抜けると、2013年の火災で焼失したお篭り堂跡が見えた。落ち葉が堆積しているが、錆び付いたストーブと炭化した柱がここに建物があったことを示していた。本殿の屋根が半壊していて、崖にせりだした部分の柱も根本がかなり傷んでいる。本殿内には入れなかった。覆い屋根で雨漏りを防いでいるが、台風や大雪が来たらいつ倒壊してもおかしくない。一から修造するか別の場所に移転する等の手を打たないと、あと数年ももたないのではという状況だった。
この場所の管理者様に、確認と許可を頂いて清掃と復興を計画している者です。(※復興に関しては確定ではありません……)数年前に仮屋根を付けて保ってきた本殿ですが、だんだん危なくなってまいりました。いつ倒壊してもおかしくない状態になって来ていますので、本殿への参拝はお控えいただけると安全かと思います。少なくとも2人以上で訪れて交代で最短時間で参拝するのを推奨します。なお、肝試し等で訪れるのはやめてください。冗談を置いて本殿建物は危ないです。ここはどんな言われがあろうとも、この場所を大事に思う人がたくさん居ることをご理解ください。※シーズンによってはハチがよく飛びまわるエリアなので香水等を使用して訪れるのは非推奨です。
9月頭に訪問 聖地巡礼と団三郎狸の足跡を追って訪れました。朽ちた鳥居が持ちこたえている鳥居に倒れ掛かっていたり、鳥居に蜘蛛の巣が張っていたり、歩み進めるごとに増す羽音だったりと戦々恐々の参道でした。奥のほうに進むと参道の左手に社がありました。これが本殿かわからない朽ち方だったのですが、さい銭箱と鈴があったのでこちらを参拝しました。参道にはさらに奥に一つ鳥居があり、その奥に広場らしきところが見えたのでもしかしたらそこに本殿があったかもしれません。その先も行きたかったのですが、蜂が多く追い立てられるように神域を脱出しました。申し訳ないので最後に鳥居の外で一礼。もう少し散策しやすい時期にまた来たいと思います。
マミゾウさんの聖地ですね。両津港からレンタルサイクルで行きましたがきついので車かバスをおすすめします。(道は狭いですが......)夏は虫(カ,ハチ,アブ等)がいるので長袖がおすすめです。
団三郎狸が祀られているとされる神社です。車2台がようやくすれ違えるような道路の脇にあります。数年前にお堂が不審火被害に遭ったとニュースにもなりました(写真は7年前のもの)実は都市伝説的な噂があるそうで、帰り道の参道で後ろを振り返ると憑くとか何とか…私?振り返りませんでした。
一度訪問したいと思っていました。狭い道路ですが思った良かったです。鳥居や建物が朽ちて果てています。ぜひ整備して頂きたい。
キツネではありませんタヌキ様ですね。
聖地、由来等を知らずに訪問しました。車だと厳しいと聞いていたので手前に車を置いて歩きましたが、1.5車線の舗装路でクーペでも普通に行けそうです。ただ、神社の駐車場は段差がかなり厳しいです。クーペ、ローダウン車は手前の空き地に停める程度が良いでしょう。鳥居は、最初に初めて成功した方をあやかってマネする方が多くなった為に無数の鳥居があるようですが、朽ちているものが多いです。どれも古いのかと思うと、ここ数年のものもありました。社は屋根や壁に穴が開いており、補修のためか足場がかかっていますが特に補修が進んでいるようには見えません。壁の隙間からハチが巣を作っていました。社の中は折り鶴等がたくさんありますが、どれもホコリを被っており、人の手入れの少なさが象徴されるものとなっています。
やや人里離れた場所にあり、道が細くアスファルトは穴があいたような条件の良くない道を抜けた先にあります。運転に慣れなかったり普通車の場合注意が必用です。心願成就などが書かれたたくさんの鳥居は朽ちたものが脇に乱雑に避けられ、あまり人の手が入っていない印象です。狸を奉っているだけあって、山や雑木林のような道を歩くので夏場は虫除けが必要かもしれません。赤く塗られた小屋が社のようですが、蝉と大きな蜂が入り込んでいました。一風変わった神社に興味がある方にはにはおすすめですが、御朱印集めや観光目的の方にはおすすめしません(御朱印が貰えるような所はありませんでした)。
| 名前 |
二ツ岩大明神 本殿 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 営業時間 |
[土日月火水木金] 24時間営業 |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
佐渡の狢(狸)の総大将である有名な化け狸「団三郎狸」を祀る神社。本堂や鳥居など、全体的に荒廃が進んでいますが、入り口の鳥居にはお花も供えられており、今でも佐渡市内外の方々からの信仰が厚い様子が見受けられました。この神社は、相川にある佐渡金山と深い関わりがあるとのこと。かつて、金山で使用される鞴に狸の皮が大量に必要とされ、もともと佐渡に居なかった狸が本土から購入され、佐渡に放たれたのが始まりだとされています。団三郎という名は、この狸を買い入れた商人の名前から付けられたとのこと。団三郎狸は、佐渡の狸の頭領として多くの狸を従え、人間を化かす逸話だけでなく、困窮する人々にお金を貸し助けるなどの逸話も多く残されているようです。また、民間伝承では「日本三大狸」の一つとしても知られており、小説や映画など創作物との関わりも深い。スタジオジブリの映画『平成狸合戦ぽんぽこ』では、名前のみ登場するキャラクターとして知られています。また、ゲーム『東方Project』では、団三郎を模したキャラクター「二ッ岩マミゾウ」として登場しており、ファンの間ではこの神社が「聖地」として親しまれています。神社へのアクセスは相川方面から細い道を上る必要がありますが、駐車スペースも用意されており、比較的スムーズに訪れることができました。ただし、鳥居や本堂には倒壊の恐れがあり、本堂近くにはハチの巣も見受けられるため、参拝時には十分注意。それでも、この場所には参拝者を引き込む独特の雰囲気があり、信仰者には訪れる価値があるかと。団三郎狸を祀るこの神社は、佐渡の歴史と民間伝承が感じられる神秘的な場所であり、いつか復興されること強くを願っています。(写真は2024年8月)