静岡市に残るヴォーリズ建築。
旧 マッケンジー邸の特徴
昭和15年に建てられたダンカンマッケンジー氏の邸宅である。
W.M.ヴォーリズ設計の国登録有形文化財で美しい西洋建築。
静岡茶をアメリカに輸出した夫妻の歴史を感じられる貴重な場所。
ウィリアム・M・ヴォーリズの設計の建物と言う事で伺いました。展示資料から静岡市に深く根ざした方。清水港へ茶葉を運ぶ為に鉄道を有志で敷設した事など、色々と教えられました。
パネルの説明が充実しており良かったです。無料開放なので気軽に見学できました。
駐車場が閉鎖されていて入口へのアプローチ(法面)に停めました。繁忙期には開いているんかな。駐禁にはひっかからんとは思うが。建物は綺麗に保存されていてゆっくりと見学出来ました。浴室の照明器具(独特なブルー)やタオル掛(ガラス製)が洒落ていました。冷蔵庫の仕様がおそらく200Vだと思われ、電源に昇圧トランスが繋いであったのが面白かった。注目するようなとこでは無いか。
この建物は明治時代に建てられたそうです。当時ですでに家電製品は外国のもので、オール電化だそうでビックリ!海岸線に面していて、天気の良い日は綺麗ですよ~興味のある方見学必見です。
ウィリアム・M・ヴォーリズが設計した国登録有形文化財の建物です。赤い西洋瓦葺きの屋根、スタッコ仕上げの荒い白壁、アーチ型の窓、ロートアイアンの装飾グリル等が用いられたスパニッシュスタイルの住宅で茶の貿易商のマッケンジー夫妻(奥様は静岡市の名誉市民第1号だそう)の旧宅です。戦前の建築ですが、戦火を逃れ今に伝わっています。エクステリアも目を引きますが、インテリアも素晴らしい。そのうえ、昭和戦前の住宅なのに、スチーム暖房用の温水タンクを天井裏においていたり、ドアの真鍮製ノブに特注品を使うなど、細かい気配りがあちこちにうかがえます。また、マントルピースや台所のアメリカ製調理器具、水洗式のトイレ、地下室にボイラーを設置したスチーム暖房などの近代的な設備も当時のままに保存されていて先進的な暮らしをされていたことに驚きました。
お茶の貿易のため戦前から静岡に住んでいたマッケンジー夫妻の邸宅。現在修復中で見学できない部屋もあるがヴォーリズ設計の豪奢な洋館を楽しむことができる。ふんだんに光を採り入れる設計が素晴らしい。
大正時代、静岡はお茶の輸出全盛期だったそうです。マッケンジー邸の建築に関わったヴォーリズ氏ですが、まさか彼があのメンソレータムを広めた人だと知り、驚きました。静岡駅から歩いて来ましたが、良い散歩になりました。
大空襲でほとんどの戦前の建物が消失してしまった静岡市で、数少ない貴重な建築物です。ウイリアム・ヴォーリズの作品でもあり、貿易商として栄えた資産家の一面を垣間見ることもできます(当時としては珍しい全館スチーム暖房など)。手塗り風の壁や屋根瓦は地中海の趣があり、室内に施されるマリンブルーのカラーリングは今だに美しい仕上がり。純白のキッチンや来客用のベッドルームの明るい雰囲気も素晴らしい。親切な管理人さんが常駐するので気軽にご案内を楽しめます。先日(2021年7月)訪れた際には、各所で補修中のため見学できない部屋が結構ありました。特に最上階のサンルームはマッケンジーさんが星空を楽しんだとされる部屋なので是非見たかったのですが。とても大切に保存されているとはいえ、外装の塗装の痛みもあり、展示物の老朽化も目立ってきているので抜本的な補修をお願いしたいです。ちなみに日本平動物園の裏手にある旧エンバーソン住宅(土日祝日のみ公開)もおススメです。
150号沿いに看板が出てました。広い邸宅こちらの職員さんとてもフレンドリーで丁寧に説明してくださいます。無料の施設ですし、寄ってみてください。
名前 |
旧 マッケンジー邸 |
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ジャンル |
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電話番号 |
054-237-0573 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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ダンカンマッケンジー氏が昭和15年に建てた自宅です。でも昭和16年から太平洋戦争によって帰国して、昭和23年に再来日しました。パンフレットには色々書かれてますが、とにかく静岡市の為、恵まれない子供の為に奔走した話は心うたれます😿大正、昭和初期の建造物として残ってるのも凄いです。でも建物の中がさらに凄いので行く価値はあります🍵