琴平神社のお祭りで願い叶う。
松井田琴平神社の特徴
長留松井田琴平神社は、御祭神として大物主命を祀っている神社です。
毎年4月4日に行われるお祭りでは、地域の人々による神楽が披露されます。
1839年に社殿が造営され、上松井田・下松井田の総鎮守となりました。
長留松井田琴平神社(ながるまついだことひらじんじゃ)御祭神 大物主命境内社 山野神社 秩父大神社 八坂神社 棚機姫神社 神日本磐余彦神社 大雷神社由緒松井田耕地が、上・下に分かれ対立していることを憂えた有志が計って、天保十年(1839)十月十日、琴平山の山頂に社殿を造営し、「何事も願えば叶う」といわれる琴平の神を勧請し、上松井田、下松井田の総鎮守としたのが始まりといわれています。口碑によると、琴平山は古くは「山の神山」と呼ばれ、その昔大きな山津波があり、山頂に大きな瘤が生じました。村人はこれを山の神の仕業だとして小祠に祀ったといいます。これは当神社の勧請後、攝社となっている山野神社です。山頂では不便であるとの理由から、拝殿の造営を企画し、山野神社社地(現在地)に昭和十一年(1936)三月新築工事を完成しました。上松井田の守護神、聖天様が明治二年(1869)の神佛分離によって琴平山山頂に遷座されていましたが、その後新社殿が造営され元の地に遷座されたため、山頂の旧聖天宮を本殿として移築しました。その後昭和四十五年(1970)麦藁葺きの拝殿、神楽殿の屋根を亜鉛鍍金鉄板(トタン)屋根に改修しました。明治十一年(1878)夏から毎年の旱魃で田畑は乾き果て、これを憂えた農民達は雨乞い祈願を思いたち、当時有名な群馬県佐波郡赤堀村(現在の赤堀町)西久保の、大雷神社の御分霊を、明治十四年(1881)六月二日、琴平山の山頂に社殿を造営して勧請しました。それから夏の日照りには農民は山頂に登り雨乞い祈願行ったところ、その度ごとに雨が降ったので、松井田の雷電様と稱し、農民の作神様として有名となっています。(境内「琴平神社の由緒」碑参照)小鹿野町指定無形民俗文化財「松井田神楽」天保十年(1839)創立の、琴平神社の祭礼は、毎年四月で、神楽殿では神楽が奉納されています。明治十四年(1881)雨乞いの神社として知られる群馬県赤堀村の大雷神社を勧請した後、雨乞い祈願を行うことが多くなりました。以来、松井田の雷電様として親しまれ、祭礼が盛んになっていったといいます。明治二十一年(1888)頃は、秩父市大田の熊野神社神楽を頼んでいましたが、明治二十三年(1890)頃から吉田町井上の貴布禰神社楽師から神楽を習ったと伝えられ、現在、十八の座が伝承されています。神楽を舞う人々の熱意は高く、後継者への受け継ぎも盛んで、地元の小中学生は小さいうちから練習にとり組み、祭礼には熱心に神楽を舞っています。(「境内碑」参照)
毎年、4月4日にお祭りがあり、地元の人達で神楽をやります。大晦日では、秩父屋台囃子の演奏や焚き火や甘酒を配ったり、参拝客で賑わいます。
| 名前 |
松井田琴平神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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小鹿野町の琴平神社の拝殿です。4月4日は小鹿野町指定無形民俗文化財の松井田神楽を春のお祭りでやっており秋には子供の神輿があったりします。年越しの31日は秩父屋台囃子をやったり近所の人が沢山きます。