格式高い神社、そとうじんじゃの魅力。
走湯神社の特徴
静岡県で神社十二等級という格式を誇ります。
旧村社としての長い歴史を持つ神社です。
そとうじんじゃというユニークな読み方が特徴的です。
名前 |
走湯神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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HP |
http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4414177 |
評価 |
2.7 |
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静岡県神社十二等級、旧村社という格式の神社で「そとうじんじゃ」と読みます。「走湯」という変わった名称の由来について調べたところ、この神社は江戸時代までは「走湯大権現」「走湯大神」などと称し、明治初期の神仏分離令により「走湯神社」に改称されたようです。さて、令和4年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、伊豆の国(今の熱海市)にあって、現在では「伊豆山神社」と呼ばれている神社にて、源頼朝が北条政子と源氏再興の祈願をした場面が描かれていました。その神社は500mほど離れた海岸にある洞窟の中で温泉が走るように湧き出る霊湯「走り湯」を神格化して祀った神社で、当時は「走湯大権現」「伊豆(山)大権現」「伊豆御宮」などと呼ばれていました。ちなみに伊豆山は別名「走湯山」とも呼ばれています。温泉も出ないこの中郡の地に「走湯大権現」を創建した理由は、宮崎県・神奈川県・岩手県等に存在する他の走湯神社と同じく、伊豆出身者が信仰していた「走湯大権現」を勧請したのではないかとか思います。現在この神社はご祭神として農業と水の神「彦炎出見命・天穂日命・罔象女神」を祀っていますが、明治時代初期の神仏分離令により「走湯大権現」を祀ることが禁止されたため、新たにご祭神を迎えたのではないかと思います。以上、あくまでも私の推測の域を出ないことをご承知おきください。