枝垂れ桜満開、教王山神護寺。
教王山大照院の特徴
由緒ある真言宗・豊山派の寺院で、歴史を感じられます。
さしま少年自然の家近くの田畑に囲まれた静かな環境です。
新しい本堂の建て替え計画が進行中で期待が高まります。
教王山神護寺大照院といい真言宗豊山派のお寺で御本尊は延命地蔵菩薩になります。仁王第六十四代圓融天皇の時代の天延元年(973年)に天台宗の高僧である恵心僧都が開基したと伝わります。御本尊は延命地蔵菩薩像で脇仏に金剛界大日如来像と胎蔵界大日如来像を安置しています。守護神の天満天神に因由するを以て山号を教王山・寺号を神護寺・院号を大政院と号しましたが後に明治政府太政官布告令により大照院と改称しています。江戸時代には徳川幕府より御朱印十五石を拝領したこともあるお寺で、末寺六十余りを数える当地方屈指のお寺です。観音堂は末寺であった宝光寺が廃寺となったために大照院に移築された朱塗りのお堂です。
枝垂れ桜が満開です‼️
由緒ある寺院です。立派な本堂が新築されました。
新しい本堂に建て替えるようです😄
宗派は真言宗・豊山派(しんごんしゅう・ぶざんは)さしま少年自然の家の近くに立地し、周囲を田畑に囲まれた静かな寺院です。以前は寺院の外側が林に囲まれて薄暗かったが、現在は木々の整理も行われて割りと明るくなってます。※本堂について現在、本堂を新しく建築中です。旧本堂とも言えるもともとの本堂は、現在の所しばらくの間は使えるものの、新本堂が早ければ来年度中に完成予定とのことで、副住職いわく旧本堂にて法要等ができるのは今年いっぱいだろうとのことです。尚、旧本堂に使われた天井板なども新本堂にそのまま移されて飾られる予定です。☆この寺院に伝わる伝説古い時代の頃、隣街の岩井(現・坂東市岩井)とこの寺院がある境町若林が隣接する地域には広い田畑があった。毎年うまい米や作物が採れる地域として栄えたが、ある年の夏を境に米が不作になるようになった。ただ不作になるだけならまだしも、夏になると米の畑が荒らされるようになった。まるで巨大な蛇でも這ったように稲穂が寝てしまうので、岩井地区の農家衆が夜中に畑を見張っていたら境方面から龍がやって来て田畑の回りでじゃれ出して、田畑をめちゃくちゃにするとまた境方面へ帰って行った。農家衆がその龍を追うと、龍は「大照院」の中へ入っていった。翌日、岩井地区と若林の農家衆が大照院に訴えに来たので僧侶が龍の絵が描かれた天井板を調べると、一枚の板が泥で汚れていた。僧侶はもしや?と思い、その汚れた板に描かれた龍の背中の鱗を一枚と目の瞳をそれぞれ塗りつぶし、鱗は一枚分消えたようにし目は白目にした。するとその翌日から龍は現れなくなった。という伝説がある。現在では稲穂が寝てしまうのは日照りや肥料不足、強風の影響と結論できるが、科学がなかった時代では神かもののけのイタズラとされてきた。それをもじった伝説話と言われる。
| 名前 |
教王山大照院 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
R7.3.23 🌤。12年ぶり300年目の猿島坂東観音巡りで、華やかでした。総代の方と副住職様にお世話になりました。