歴史感じる北雁木跡へ。
東海道舞坂宿 渡船場跡北雁木の特徴
旧東海道の雰囲気を感じさせる石畳が印象的な訪問スポットです。
明暦三年から寛文元年にかけて構築された歴史的な渡船場跡です。
舞阪宿の船着場跡として、磯の香が漂う静かな場所です。
【舞坂宿脇本陣茗荷屋】さんを弁天島の方に向かうと左手に案内板、右手に常夜燈がある十字路があります。そこを右に曲がってしばらく行くと「北雁木(きたがんげ)」があります。舞坂町では「雁木」のことを「がんぎ」ではなく「がんげ」と当時は言っていたそうで「雁木」は船着場のことだそうです。「北雁木」はお大名などの上級者が利用した船着場。
旧東海道の史跡・秋葉山常夜燈探索で訪れ確認しました。浜松市教育委員会説明板によると当地には三ヶ所の渡船場跡の雁木(ガンゲ)があり当地は江戸時代明暦三年から寛文元年(1657~61)にかけ構築され幾度かの災害の度に修復が行われ現在に至っているとの事であり両岸の色が違っているところは昭和28年台風第7・13号の被害を修復したものだそうです。往還=旧東海道から幅十間(約18m)で海面まで敷き詰められており現在は保護のため駐車禁止です。レプリカの常夜燈と歌川広重の東海道五十三次 今切舞阪真景(マイサカ イマギリシンケイ)があります。
渡船場跡の雁木。石畳と石垣が残っていてすばらしい。しかし駐車場とされているせいで痛みが激しいようである。ちなみに中雁木と南雁木もあり、それぞれ役割が違っていた。
2021/06/05ここだけ石畳で雰囲気が変わっている駐車はご遠慮と看板があるが思いっきり駐車されている。
かつて浜名湖が舟渡りだった頃の、庶民の為の渡し場跡。良く整備されている。
東海道歩き旅で立ち寄りました。いわゆる渡し舟の船着場で、こちらの北雁木は主に大名が使用した場所らしいです。常夜燈もかつての雰囲気を彷彿とさせます。
磯の香がします。良いところです。
ここには3回行きました。最近は、今年の夏に旧東海道を歩く時に通りました。今でも、燈籠と海へのスロープ(石畳)が残っていますが、昔は対岸迄見えたであろう見通しが、今では目の前の防波堤で見えません。それが無ければ評価はもっと上がるでしょうが、防波堤は必要なので仕方が無いでしょう。でも、残っている事が素晴らしいです。
舞阪宿の船着場の跡地です 。当時のの石畳と石垣がそのまま残されています。200年以上経った今も変わらぬその姿は当時の面影を強く残しており、この石畳 を当時の大勢の人たちが草履や雪駄で歩いたかと思うと、不思議な気持ちになります。
名前 |
東海道舞坂宿 渡船場跡北雁木 |
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ジャンル |
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住所 |
〒431-0211 静岡県浜松市中央区舞阪町舞阪2121−3 |
評価 |
3.8 |
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舞阪宿の荷降ろしが行われていた雁木跡のうち、一番北にあったもの雁木の遺構としては一番分かりやすい。