卍の彫刻が語る神社の歴史。
現在は神社ですか、正面の扉のに卍の彫刻があることから元々は寺院だったものと思われます。
名前 |
星宮神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-tochigi/jsearch3tochigi.php?jinjya=74693 |
評価 |
4.5 |
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御祭神は磐裂命・根裂命・経津主命。文曆元(1234)年創建。栃木県益子町から茨城県桜川市を経由して栃木県茂木町へとUの字を描いてやって参りました。県道286号深沢岩瀬線沿い西側の鳥居から石段を登って奥に進んでいくと、お・お堂だ!絢爛にして見事な・・どうみてもお堂なのですが、扁額には星宮神社と。星宮神社は、妙見菩薩系と虚空蔵菩薩系、そして天津甕星系の三種に大きく分かれます。前二社は神仏混合の色合いが濃く、当社の御祭神が磐裂命(本地仏は虚空蔵菩薩)あること、場所が栃木県域であることを考えると、当社は日光修験由来の虚空蔵菩薩系のような気がします。お堂のような拝殿裏の石段の先には神社様式の御本殿が祀られていらっしゃいますが、お堂のような拝殿内にも御本殿っぽいのが見えます。いずれにしても、まさしく眼福。それに、ついこの間まで(つまり明治維新まで)、日本人は神だの仏だの細かい区別などそんな気にしてなかったわけですし。