レトロな町並みでの特別なひととき。
日光例弊使街道の境宿、織間本陣は今は無く、石碑を残すのみですが、レトロな町並みは街道の面影を伝えています。あの小林一茶も立ち寄って、一句を詠んでいたとは知りませんでした(*^^*)時鳥(ほととぎす)我が身ばかりに降る雨か一茶は江戸を食い詰めて、故郷信州への旅に発ちました。その途中、この織間本陣を訪ねます。この本陣の主は織間専車の俳号を持つ茶人でした。当然、手厚くもてなされるであろうと、一茶は期待していました。ところが、たまたま主が京へ上って不在であった為、みすぼらしい姿の一茶は、玄関払いを食わされてしまいました。当ての外れた彼は、肩を落として歩み去るしかありませんでした。その時、思わず旅日記に記したのが、この一句であると言われています。本当にガッカリした一茶の心情が、伝わってくる句だと思います(^_^)v
名前 |
織間本陣跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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本陣跡地はスーパーになっていて、立派な石碑や説明板が在ります。建物は全て取り壊された様ですが、スーパーの敷地の広さから当時は大きな本陣が建っていたことが想像出来ます。