町田で知る自由民権の歴史。
町田市立自由民権資料館の特徴
町田市立自由民権資料館では、明治以降の多摩武蔵地域の民権運動を展示しています。
無料入館できる資料館として、地域の歴史を学ぶことができます。
移築された前庭の繭乾燥倉にも歴史的価値があり、訪れるべきスポットです。
今回で3回目の訪問でした。市民アカデミー講座の一環の遠足でした。学芸員の方の解説と、今まで学んできたことから、また新たな発見がありました。当時の県会の議事録があるかお尋ねしたところ、資料館の蔵書から「横浜毎日新聞」の明治17年の収録分にありました。さすがです!ここにしかない記録、アーカイブ管理こそ、税金を使うべき価値があります。町田市行政には是非、今後も運営継続をお願い致します。
施設名に「自由民権」と付いているが、実体は郷土博物館。歴史的イベントで一番盛り上がったのが自由民権だったから、この名前で郷土博物館を作ったっぽい。入館料は無料。町田市のように近代まで農地しかなかった場所の郷土博物館は、縄文時代の遺跡ぐらいしか展示する物がないことが多いので、自由民権というテーマがはっきりした展示があるのは珍しい。ミュージアムとしては規模が小さいので西山美術館とセットで訪れるのが良い。
町田市の歴史の流れを解説する新しい展示物が出来ました。町田市自体に旧石器時代から現代までを案内する歴史博物館がありませんでしたが、その補足のためかと思います。自由民権の展示も新しくなっているようです。町田の明治期の歴史を知るにはとても良い施設です。この辺は、生糸商売で儲けた家があり、その辺が積極的に民権等について勉強したらしいです。多摩の神奈川からの移管等の解説もあり、勉強になります。多摩は、運動が活発だったことで神奈川にとってめんどうくさいところであり、また東京の水資源もあり、東京に移管されたんでしょうね。★近くに新選組関係の小島資料館もあり、一緒に寄ってください。小島家は、近藤勇と義兄弟で、新選組がうだつが上がらないころ、資金援助しています。確か、近藤からの「金貸してくれー」という手紙が公開されています。★
明治以降の多摩武蔵地域の民権運動を、当時の新聞等の記録から展示説明する市立資料館。美術館でもなく博物館でもないので、誰でも興味を持てるというジャンルではないかもしれませんが、こうした歴史があったことを教科書以外に知ることが出来る貴重な施設です。建物自体も落ち着いていて上品です。入館無料でした。
自由民権運動は習っても、三多摩での活動は知らなかった。後に東京に移管される。
2021/10/10 初訪問こちらの資料館、展示エリアは決して広くないものの無料。『多摩地域の自由民権運動』が展示の中心だが、郷土資料館的な展示もしているようだ。私の訪問時は石碑(庚申塚や地神搭)の展示があった。なおこちらの敷地は、自由民権運動家である村野常右衛門の道場跡。武相地域は自由民権運動がかなり盛んだったらしく、明治26年に多摩地域が東京府へ移管した(それまでは神奈川管轄)のは、行政区画変更によって活動家達の地盤を解体しようとしたのではないかとも言われている。
入館無料で、見学できるのがよかったです。
町田から神奈中バスで300円鶴川から200円位の辺鄙な場所の資料館。休憩スペースに「町田の子」(小学生詩集)や遺跡の資料もあります。春は桜が綺麗です。近隣にはゼルビアカフェがあります。
無料なので、エアコンの効かない施設だろうなとあまり期待せずに行きましたが、とても涼しく休憩室の本も興味深いものがあり、また行きたいなと思えました。
名前 |
町田市立自由民権資料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-734-4508 |
住所 |
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HP |
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul03/index.html |
評価 |
4.0 |
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町田駅が中心となっている町田市において鉄道利用者がわざわざここまで来る方はかなりの興味のある方くらいだろう。だからここは空いている。ここを目的とするよりも近隣の薬師池公園や町田リス園とセットにしてハイキングで来る方が楽しいかもしれない。(町田駅付近は栄えているが、町田郊外に足を延ばすと自然が残っている事を肌で感じる事が出来る)