心穏やかに、開山1300年の大山寺。
大山不動尊の特徴
関東三不動の一つで、開山1300年の歴史を誇ります。
葛飾北斎に影響を与えた波の伊八の彫刻があるお寺です。
長狭平野や鴨川市街を一望できる見晴らしが魅力的です。
関東三不動とのことですが、成田山や相模の大山と比べ知名度は‥?訪れてみればとても由緒正しく立派でした。大山千枚田とぜひセットで行ってほしいです。今年開基1200年だそうです。
山の上にある開山1300年の古いお寺。石段がありますが車で上まで行けます。関東三大不動尊。現在のお堂は1802年の再建。本堂内の厨子は日光東照宮の造営にも関わった安房大工によるもの。波の伊八巡りで参拝。向拝の龍二体がスゴイ迫力でこちらを睨みつけています。龍の他にも木鼻や手挟が初代伊八作。本堂内の剣を飲み込む龍も伊八作。本堂外部の天井回りや仁王門にも波の彫刻がある。一度にたくさんの伊八作品を観る事ができる貴重なお寺。十二支があしらわれた鐘楼は本堂よりも古く基礎が丸い珍しい様式。賽銭を入れて鐘をつく事ができます。ゴーーーン!といつまでも鳴り止まない迫力のある鐘の音。
ツーリングで保田から長狭街道を鴨川に抜ける途中で立ち寄りました。急な坂を上っていくと、不動尊の脇に駐車場があります。大山寺は奈良時代に創建されたそうですが、ここの御本尊の不動尊は鎌倉時代の作で不動堂は1800年代に建立されたそうです。観音堂には千手観音菩薩が祀られていて、安房国札三十四観音の34番目の霊場でもあり、御朱印もあります。本堂である不動堂には波の伊八作の、飛龍と地龍の2体の龍の彫刻が配されています。高台にあるため、ここからは正面に長狭平野を望むことができます。静かでのんびりできる場所です。帰り道、坂を下りて右に進むと大山千枚田に出ますので、そこと合わせて楽しむことをお勧めします。
大山千枚田からず~っと歩いてきて、期待せずに来てみたら…、ここまで素晴らしい建物彫刻が鎮座してらっしゃるとは…。とても素晴らしいところです。迫力ある阿吽像が見づらいのはちょっとざんねん。
長狭街道から見えるたたずまいに導かれ参拝することに。歴史を感じる建造物と海が見えそうな素晴らしい景色でした。彫刻が波の伊八の作品とは知らず、よく見ずに後悔😭
厳かな雰囲気のとても素敵な場所です。
大山寺は神亀元年(七二四)に良弁僧正の開基になるとの伝承がありますが、確実な創建年代ははっきりとしません。史料的には、建武五年(一三三八)の土地の 寄進に関する文書が残っていることから、遅くとも、十四世紀前半頃には、大山寺が存在していたことは確実です。当初は天台宗に属し、仏と神と自然崇拝が結びついた山岳修験の寺としておおいに栄えました。戦国時代には、当地を治めた里見氏・正木氏の庇護を受けました。明治五年(一八七二)に真言宗に変わりましたが、現在でも大山地区の祭礼では、 この大山寺の境内に各地区の神輿が集合するなど、神仏習合の名残りが認められます。【現地案内板より抜粋】1802年上棟の不動堂正面には、初代伊八52歳時の円熟した彫刻が見られます。台風の影響と老朽化により、至るところに劣化が見られますが、是非後世に残せるようにして貰いたい。
御朱印をいただきました。中の彫刻は、素晴らしかったです。山を登ると願いが叶うとのこと。太陽の光が美しかったです。
遠く山の上に本堂が!本堂脇まで車で行けます。狭いですが。大きな鐘を一発打つ事が出来ます。本堂の彫刻も波の伊八作。そしてお寺なのに狛犬さんが!ドライブのおりに是非!
名前 |
大山不動尊 |
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ジャンル |
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電話番号 |
04-7098-0178 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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県道34号線を鴨川から鋸南方面に向かう道中、山腹に本堂が見えます。観光地では無いので厳かな空気が流れていました。