荒祭宮へ続く古神宝類の道。
外幣殿の特徴
外幣殿は、皇大神宮別宮の荒祭宮へ行く途中に位置しています。
古神宝類を納める高床式の倉庫で、質素な見た目です。
伊勢神宮にある唯一神明造で、特異な構造が魅力です。
皇大神宮を参拝の後、皇大神宮別宮の荒祭宮に向かう途中にあります。教科書で習った高床式の倉庫ですが、宝物殿です。正殿と同じ神明造で、古神宝類が納められています。
正宮さまから、荒祭宮さまへ続く参道を進むと、正面に見えて来ます。20年おきに行われる式年遷宮の度に、神さまが使われる道具類を納めているそうです。
「げへいでん」…天皇以外のものから奉納された幣帛(へいはく)を納めた場所。現在は月次祭、神嘗祭に供えられる五色絁 (ごしきのあしぎぬ)、白絹、木綿などを奉じてあります。ちなみに外宮にも外幣殿はありますが、正宮の御垣の内側にあるので間近に見ることは出来ません。
外幣殿(げへいでん)と読むそうです。皇大神宮を回り終わった後の出口を道沿いに進むとあります。立派な木材を使った高床式倉庫です!
2022.7外幣殿。
古い神宝類を納める場所。高床式の建物で、神様を祀る御正殿と同じ神明造の構造を間近で見ることができる(小規模ではあるけれども)
荒祭宮に行く途中必ず目に入ります。これも「唯一神明造り」の建物で間近に見れます。
外幣殿(げへいでん)は切妻造り、平入り、堀立柱、屋根は茅葺き、高床式の倉庫で「唯一神明造」の構造で造られています❗大きさは異なりますが、内宮と外宮のご正宮と同じ造りということになります☺️正宮の瑞垣の外にあり「古神宝類(こしんぽうるい)」(日用品、織物、手箱、枕、食器、刀、馬具、衣類、鏡、玉、楽器、文具)が納められています。古代では、大変貴重な高級品でした‼️ちなみに、遷宮の度に奉納される神宝具の数はなんと❕ざっと1
伊勢神宮には、他の神社とは少し異なり、「2つの幣殿」が存在します。内宮・外宮、双方の御正宮の内側の瑞垣内に1つ。瑞垣外に1つ造営されています。正宮の瑞垣内にある「幣殿」を「東宝殿(とうほうでん)」といいます。正宮の瑞垣の外にある「幣殿」こそが「外幣殿」となります。伊勢神宮の「外弊殿」では、「古神宝類(こしんぽうるい)」が納められているそうです。ちなみに、古来の伊勢神宮では「皇太子(王位継承者)」や「皇后陛下」からの幣帛を収めていたようです。「古神宝」とは、「以前の古い神宝」という意味です。そして「神宝」とは、神様の生活に、必要であるというのもがセットされた品々のことを言います。伊勢神宮では20年ごとの遷宮によって、収められている「神宝類(しんぽうるい)」も新たに奉納されます。
名前 |
外幣殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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げへいでんと読みます。隣にあるみしねのみくらとは屋根に載せられた鰹木に金属での装飾が施されていないという違いがみられます。