近衛文麿別邸の美食庵、嵐山の隠れ家。
松籟庵の特徴
近衛文麿の別邸を改修した趣のある建物で美食を楽しめるお店です。
嵐山の川沿いにあり、静かな佇まいでの湯豆腐料理が堪能できます。
書道家の小林芙蓉先生が経営し、食材にこだわった豆腐懐石が自慢です。
京都に観光に来るというお友達が、お食事に…と予約しているところに、お誘いいただきはじめての訪問です。嵐山の竹林を散策しながら、お店まで。その時点で心が洗われる気分。ワクワクしながら、細い砂利道を進んでお店の玄関へ。お店の方の丁寧な案内でお部屋まで。静かで落ち着いた緑と川が見える個室です。お品書きがあり、どうやら予約してくださっているのは湯葉のコースみたいです。品数も多く、ひとつひとつが丁寧で美しい。そして、提供してくださるお店の方のもてなしも心地よい。そして落ち着いた個室なので、他が気にならない特別な空間。他府県からのお客様は、おばんざい、お豆腐、湯葉がお好きですよね。もちろん私も好きです。何が美味しいというより、全部美味しい。味はもちろん、お料理の美しさや雰囲気で、舌だけでなく目でも肌でも良さを感じることができる、京都の良さを改めて感じたお食事の時間でした。あ!あまりヒールの高い履き物は避けた方が良いと思われます。
近衛文麿の別邸嵐山から少し歩きますが、趣のある建物の中で、丁寧なお料理を堪能しました窓の外の景色も、素晴らしいです。
渡月橋を渡り川沿いに行くとあります。ひっそりと奥まった所です。雰囲気もよく最高です😬湯葉鍋も美味しく、お勧めです!
ランチで松籟5千円のコースを2名で予約して行きました。予約は電話のみ受付です。紅葉シーズンでの土曜日の予約でしたが、3ヶ月前でも希望の日時が難しかったです。渡月橋から川沿いに山の方に進んで最後は階段を登りますが、この階段は急で舗装されてないので注意が必要です。畳敷きの大広間の川側に4人用座卓が3つ、4人用テーブル席1つ、8名ほど座れる大きなコの字型の座卓が1つある部屋でした。コース料理はとても美味しく、仲居さんのサービスも気が利いて良かったです。ゆっくりと、豆腐料理を食べるのに最適でした。
建物は近衛文麿の別荘との事ですが、そういった事情を抜きにしても素晴らしい建築で、建築関係の研究者の方も見えられるとの事。文麿直筆の『松籟庵』の書も飾られています。窓際から見る保津峡、ゆったりして観光地の喧騒とは無縁の雰囲気も、他では得難いです。料理も素晴らしく、純粋に美味しい料理ばかりで量的にも充分、さらに非常に丁寧なサービスと、正に非の打ち所がありません。ここでの食事を目的に京都を訪問してもいいと思わせるだけの魅力があります。これでランチ6380円(一応ランチでは一番高いコース)は安すぎるのでは。1万円以上の価値があると思います。なお事前予約は必須と考えた方がいいです。
渡月橋から徒歩で川沿いを上流の方へ歩き進めると人影もなくなり、静かな佇まいになったあたりにお店はあります。ゆったりと時間が流れる室内で、ランチメニューの松籟を注文。味付けのバランスが薄すぎず濃すぎずとてもよく大変おいしかったです。
2023年5月初めに伺いました。ひと月前くらいに予約して、ランチで5060円の松籟コースをいただきました。GWで渡月橋周辺は大変な人混みでしたが、川沿いにしばらく歩いて石段を登ってたどり着いたお店は、桂川に乗り出すように建つ静かな佇まいの建物でした。近衛文麿の別邸だった建物に、書画家である現在の女将の書や、風情あるしつらえがされて、窓の外には初夏の緑が美しく、心洗われるひとときでした。4人で利用しましたが、畳の個室で、窓の作りも風が吹き抜けるよう工夫されているのが興味深かったです。お料理も目に美しく、味わい深くいただきました。季節が変わればまた違う眺めが楽しめそうです。またいつか伺いたいと思います。
元気な人だけがたどり着けるお店素敵なお部屋で、真夏でも涼しく湯豆腐を頂けました意外とボリュームが有るので、お腹の具合によっては、1番安いのでも良かったかも。
従二位、近衛文麿公爵の別邸。孫に細川護熙元総理。壺が飾ってありました。渡月橋から20分ほど、川沿いは直射で暑く、公園内を迂回すると日陰ですが多少アップダウンがあります。渡月橋から徒歩15〜20分くらいです。公園内は建物の裏道のような狭い場所も通ります。時間を間違え30分早く到着。お気遣いいただき、お願いするでもなくコーススタートを20分早めてくださいました。ありがとうございました。明治・大正の建物ですが、隙間がないのか冷房がよく効いてました。お部屋は大部屋、個室(畳)、個室(椅子)とあり、追加料金なしで先着順で予約時に部屋を指名できます。どの部屋にも書と美術品が飾られ優美です。大正ガラスから挿し込む陽光は優しく一層心穏やかになります。1番安い松葉コースにしました。先付の梅酒・豆腐(二見の塩でいただきます)、お塩の味わいは角が丸く辛さが控え目でお豆腐の味を損ないません。8寸盛りは華やか。コーンの茶椀蒸し(旨い!)、じゅん菜とキウイの酢の物(酢も丸い味わいで主張せず食べやすい、本当の酢の物を食べた気がする)、胡麻豆腐、生麩のクリームチーズサンド(合う!)、焼小鮎(骨が柔らか)、ミョウガのお寿司(おから入り)、鱧の梅肉添え(皮が気になりました、骨切りあまめ)、田楽なす、鴨、豆腐つみれの万願寺とうがらし入り、胡瓜オクラ枝豆を寒天で寄せ固めたもの、紫キャベツ・パイナップル・クリームチーズを巻いたもの。いずれも美味しい。湯豆腐、ポン酢が最高に美味しく飲めます。揚出し豆腐やご飯も美味しいです。デザートの豆腐アイスはおから風味でボソボソしますが美味しいです。八ツ橋とよく合います。最後まで美味しく堪能できました。次はもう一つ上のコースで湯葉豆乳鍋を食べます。
名前 |
松籟庵 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-861-0123 |
住所 |
〒616-8386 京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町官 有地内 |
HP | |
評価 |
4.6 |
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お取引相手先さんにご招待いただき、2回目の訪問です。お豆腐がとってもおいしい素敵なお店、なんといっても隠れ家的な雰囲気と日本を感じられる店構えが素敵。介添さんの接客もいつも心がこもっていて、脱帽お料理はちょこちょこっとした感じなのでよく食べる。私にはお腹が空きます。ヘルシーでおいしいものを少しずつ食べたい方にはぴったり。一つ一つのお料理がとても素敵。なので、もてなしにはぴったりのお店ですよ。