安堵ガ橋のドルメン探索!
甲塚古墳の特徴
甲塚古墳はウィリアム・ガウランド教授が論文で紹介した貴重な史跡です。
安堵ガ橋のドルメンとしても知られる歴史的な意味を持つ場所です。
京都市右京区に位置し、訪れる価値が非常に高い文化遺産です。
嵯峨野は古墳が多いのですが、中には学校や個人・会社の敷地内にあって気軽に見れないものもあります。残念ながらこの古墳もその一つ。造園業者の敷地内です。すぐ近くに別宗派の追っ手から古墳に隠れて難を逃れたという僧が蓋石で作ったという、安堵の搭があります。
造園業者の敷地内にあるので、見学には許可を得る必要があります。個人的には多数の石材が気になりました。墳墓に使用された石というには新しいように思うが。
名前 |
甲塚古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.2 |
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イギリス人ウィリアム・ガウランド教授の論文で「安堵ガ橋のドルメン」と記されているのがこの甲塚古墳である。明治初期に調査した彼は詳細な記録を残した。円墳の周りに堀の痕跡がある。円墳は二段築成、天井石は3個の巨石、石室まで羨道を含めば全長13.5メートル。また詳細な断面図、平面図も残した。彼が訪れたとき、古墳は雑木林の中にあった。あれから150年のときが経ち、古墳はいま民家の只中にある。